釣りにゃんだろう

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ラインは、ポンド表示ではなく号数(直径)で選ぶべき。

釣り糸(ライン)というと、ポンド数を基準に選ぶ釣り人が増えてきている気がします。

たとえば、「ラインはどれくらいのを使うんですか?」と聞かれれば、「○○ポンドくらいかな」と答える人が、大半なのではないでしょうか。

私は、このポンド数でラインを選ぶという行為は、少々危険であると思います。


同じポンド数でも、強さはバラバラである。

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以前、こちらに書いたように、同じポンド数がパッケージに書いてあっても、ラインの実際の強さはバラバラなものです。

じっくり表示のされ方を見て、初めてどの程度の強さに設定されているラインなのか分かるものです。
特に細いけれど強いとされているものは、IGFA規格であることが多く、その数字よりも確実に弱いというものだったりするので注意が必要です。

 

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こうしてよく注意してポンド表示を基準にラインを選んだとしても、実際に使用した時に本当にその強さがあるのかは、分からないものです。

これには、使用方法やノットや品質など、様々な要因が関わってくるので、そのラインが悪いとは一概には言えないものですが、明らかに表示よりも弱いと感じるような物も、中にはあるものです。

 

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このような間違いを起きにくくするのが、ラインを日頃から号数(直径)で選ぶ方法です。

どんなラインでも、号数を基準とした標準的な強さは、余程の粗悪品でない限りクリアしているものです。
例えば、ナイロン3号なら12ポンドというような基準です。

 

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何ポンドと表示されていようが、この号数を基準とした強さ程度なのだと考え、号数でラインを選べば、想定よりも明らかに弱いようなラインを掴まされることはないはずです。

ラインを選ぶ時は、ポンド表示の数字ばかりでなく、しっかりと号数(直径)をチェックした方が、実際には最低限どの程度の強さがあるのか、分かりやすいものだと思います。