近年は、大阪のフィッシングショーの方が、横浜で行われるジャパンフィッシングショーよりも入場者数が多いらしいです。
だいたいのイベントというものは首都圏の方が人が集まるはずなので、なんだか意外な気もしますね。
今回は、この原因について考えてみましょう。(私はこのようにフィッシングショーとは縁のない人間なので、あくまで推測の話です。)
そもそも日本の釣り自体が西高東低?
日本で生活をしていると、最近は首都圏よりも関西の方が釣りが盛んで、釣り人が多いのではないかと、思うことが多々あります。
釣り人の人口が多ければ、それだけフィッシングショーに行く人も多くなるわけで、横浜よりも大阪の方が入場者数が多くなるのも納得がいくわけです。
首都圏よりも関西の方が釣り場に恵まれている?
最近の釣りが関西で盛んな原因として、首都圏よりも釣り場が充実していることが考えられます。
まず日本の釣りの世界の主力である海の釣り場ですが、これは関西の圧勝ではないでしょうか。
太平洋側にも日本海側にも行けて、シーズンを問わず釣りものも多彩で、首都圏よりもずっと充実している気がします。
また、内水面の釣りにしても、首都圏では壊滅的なバスフィッシングが、世界記録の狙える琵琶湖があったりと、関西ではまだまだ盛んだったりします。
関西人の方が釣りが好きなのか?
私は、国内ではほとんど北海道でしか釣りをしないのですが、そこで見かける釣り人の車のナンバーが妙に関西や西日本のものが多い気がします。
レンタカーに乗って釣りをしている人も、関西や西日本の人が多い気がします。
なんとなくぼんやりではありますが、北海道でするようなトラウト系の釣りでも、意外と関西の方が関東よりも好きな人が多い気がしてなりません。
釣り具屋さんも元気そうだ。
関西に行くと釣り具屋のチェーン店がいくつかあり、テレビでCMを流していたりします。
また、店舗自体にも活気がある所が多く、とても元気そうです。
釣り具屋というと、どんよりとした雰囲気の上州屋が定番である関東とは、ちょっと勢いが違います。
このあたりを見ても、関西の方が釣りが盛んだと言えるのではないでしょうか。
関西のテレビの釣り番組の多さ。
もう1つ釣りが関西で盛んなんだなと実感させられることに、関西の地上波のテレビでは、関東よりもずっと多くの釣り番組が放送されていることがあります。
たとえば、兵庫の放送局であるサンテレビなんて、毎日釣り番組の放送があります。
パッとテレビをつけると、釣りをしているなんてことが関西では当たり前にあり、それだけ釣りの人気があるということなのではないでしょうか。
このように、どうも釣りは西高東低ではないかと推測されます。
これからもこの傾向は強まっていくのだとすれば、横浜のフィッシングショーが「ジャパン」という冠を失う日も、そう遠くないのかもしれません。