釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

電車で釣りに行けなくなる? 2019年4月1日 車内への刃物の持ち込み禁止にルール改正

f:id:nyandaro:20190127110101j:plain

JRなどの旅客6社が、車内へ持ち込める手回り品のルールを、2019年4月1日に改正すると発表しました。

この改正では「 包丁類、ナイフ類、なた、鎌、はさみ、のこぎりなど」の刃物が持ち込み禁止とされることになります。

新幹線で発生した事件などの影響かと思われますが、ここで釣り人として気になってくるのが、はさみやナイフを持ち込めなくなるのなら、電車を利用して釣り場に向かえなくなるのではないか、ということです。

電車で直接釣り場に行かなくても、電車で空港に行ってから飛行機で釣りに行くということもあるのですから、もしはさみを持って電車に乗れなくなったら、かなり不便になります。

 

基本的には問題なし。

f:id:nyandaro:20190127110337j:plain

しかし、そんな心配は不要なようです。
今回の改正は「梱包していない刃物」が持ち込み禁止の対象であり、「危害をおよぼすおそれがないように梱包されたもの」は除外されるそうです。
つまり、適切に梱包されていれば、刃物を持って電車で釣りに行けるわけです。

さらに、対象となる刃物や梱包方法の基準となっている、国土交通省の「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン」を読んでみると、釣りに行く上では、ほとんど影響のないものだと分かります。

このガイドラインでは、刃渡り6センチ以下の刃物は、他の鉄道利用者に恐怖感等を与えることなく利用できるために「鉄道車内では使用せず、袋等に収納しておくこと」となってます。

釣りに使うはさみは、ほぼ刃渡り6センチ以下でしょうし、バッグなどに収納しているのが普通でしょう。
だから、普通に荷物に入れて釣りにいく分には、全く問題がないのです。

 

f:id:nyandaro:20190127110501j:plain

また、刃渡り6センチを越える刃物についても、「直ちに取り出して使用できないような状態にしておくこと」となっています。
ケースなどに入れ、カバンにしまっておけば問題ないようです。

 

これなら釣りに行く上では、今回の規則の改正は全く影響がないものであると分かります。
しかし、なんだか緩すぎやしないか?カバンにちゃんと閉まっていたものを取り出して暴れる人だっているのではないか?
と、ちょっと心配になってきてしまうのは私だけでしょうか。

www.nyandaro.com