釣りにゃんだろう

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キャンプと釣りの決定的な違い。

もう少し落ち着いてきたという話もありますが、近年はキャンプや釣りといったアウトドアアクティビティが、結構人気があったようです。

このブームに乗って始めた人なんかは、キャンプも釣りも野外で行う活動であり、似たような仲間かと思っているかもしれませんが、実は決定的な違いがあります。

 

 

それは、釣りでは死ぬことがあるということです。
よく調べてみれば分かりますが、日本国内だけでもだいたい1週間に1人くらいは釣り人が死亡したニュースというものを見つけられるはずです。

これに対して、キャンプはどうでしょうか。
ごく稀にキャンプ場で腐った木が倒れてきて死亡みたいな事故はありますが、基本的には、まず死ぬことはないはずです。

女性が1人でキャンプしていると、変な人が寄ってくるみたいな危険はあるみたいですが、死ぬ危険はほとんどないのがキャンプというものなのでしょう。

 

 

釣りは、キャンプとは比べものにならないくらい死ぬ可能性があります。

岸から海や川に落ちたり流される、船が沈没する、船が炎上する、クマに食べられるなどなど、ちょっと間違うと死ぬことはあるわけで、それは実際の死亡事故の多さにも表れています。

ですから、家族なんかで平和に休日を楽しみたいのだったら、釣りではなくてキャンプをした方が良いと思いますね。

事故というものは「自分達は大丈夫だろう」みたいな人ほど遭いやすいものですし、行動が予測しづらい子供なんかがいたら、さらに危険性は高まるでしょう。

「誰か死んでも仕方ない」という覚悟があるのだったら、家族で釣りをしても良いと思いますが、安全第一に考えるのだったら、止めておくに越したことはありません。

 

 

そもそもが、釣りというものは魚という生き物の命を弄ぶ、非常に残酷で罪深い行為です。
魚の命を危険にさらしたり奪ったりするのですから、時には人間だって死ぬことがないとフェアではないでしょう。

釣りということが、これだけ重い行為だということを理解できず、ちょっとアウトドアアクティビティを楽しみたいみたいな人達は、釣りよりもキャンプなんかをするべきだと思います。