大半の釣りでは、朝マズメや夕マズメによく魚が釣れます。
このことは釣り人の間では常識になっていますが、どうしてよく釣れるのか、上手く説明できる人は少ないのではないでしょうか。
私も、なぜなのかよく分からなかったのですが、大学の水産学部を出た高本采実さんというお姉さんが、テレビの釣り番組で、かなり分かりやすい説明しているの聞いて納得してしまいました。
主に海での話のようですが、朝マズメに魚がよく釣れるのは、こういった仕組みだそうです。
日の出が近づき水の中が明るくなると、光合成をする植物プランクトンが活動的になります。
そうすると、それを食べる動物プランクトンも活動的になり、さらにそれを食べる小魚の活性が上がり、さらにさらにその子魚を食べる大きな魚の活性が上がり…。
というように、プランクトンが活動的になることをきっかけに、海の中のあらゆる生き物の活性が上がるため、魚が釣れやすくなるらしいです。
それでは、夕マズメはどうなのかというと、これは夜行性のプランクトンといものがいて、それが活動的になるために、朝と同じようにあらゆる生き物の活性が上がるそうです。
この説明は、私が今まで聞いたマズメ時に魚がよく釣れる理由の中では、一番納得がいく話でした。
やはり、ちゃんと勉強した人の話は説得力が違いますね。
それに比べて、大半の釣り番組に出るヤンキーみたいなバカそうな人達の話ときたら、論理的に破綻していて酷いものです。
話に説得力がない人が釣りをしたって、何の商品のアピールにもならないでしょうし、もっとこのお姉さんみたいな人を出演させた方が良いのではないでしょうか。