釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

『北海道トラウトフィッシングツアー 2018』⑤ 渚滑川・ニジマス編

f:id:nyandaro:20181004165810j:plainニジマスが確実に釣れる渚滑川へ。

イトウ・アメマス・オショロコマ・ヤマメ・ニジマスカラフトマス・シロサケを、一気に釣るこの企画、ここまでイトウ・アメマス・ヤマメの3魚種を釣ることができました。

次の狙いをニジマスにして、確実に釣れそうな渚滑川に移動することにします。

もっと良いニジマス釣りの川はいくらでもありそうですが、今回は確実性を選び渚滑川に向かいました。

渚滑川はキャッチ&リリース区間が設定され、ニジマスの放流も行われている、ニジマスの魚影が異常に濃い川です。

少し距離があるので、時間のある方は、通り道付近の他の川や湖で釣りをして、旅の楽しみを増やすことをお勧めします。

 

実釣。
所要時間1時間。

f:id:nyandaro:20181004165921j:plain

このような看板がある場所に車を停めて、釣りに向かいます。


この川釣りとは思えない「分かりやすさ」がとても良いですね。
何処に車を停めて、何処から川に入れば良いのかは、離れた場所から釣りに来る人には分りにくく、大問題であることが多いです。しかし、この渚滑川では、そういった心配は無用で、気軽に釣りを楽しむことができます。

はっきりと前日に釣り人が歩いたような足跡がついていても、ニジマスからの反応はぽつぽつとあります。
私の釣りの腕では、なかなか大きい魚は釣れませんが、確かに魚が沢山います。

f:id:nyandaro:20181004170008j:plain

このような小さなニジマスを何匹も釣っていると、フッキングしたニジマスに食いつこうと、大きなニジマスが淵の底から二匹も飛び出してきました。

 

すかさず、ルアーをスプーンから、滅多に使わないミノープラグに換えて、1年に3回もしないようなトゥイッチをかましてみると、大きなニジマスが飛びついてきました。
あまりの狙い通りの展開に気をよくしたの束の間、ニジマスは2回ハイジャンプをすると、フックを外して淵にお帰りになられました...

 

 

ここは、奥多摩フィッシングセンターか。

その後スプーンで、しっかりと水中で身体に赤い帯が見える、まあまあのサイズのニジマスを、ヒットさせることができました。
しかし、写真を撮ろうとすると、なかなかの衝撃を受けました。

f:id:nyandaro:20181004170050j:plain

全てのヒレが欠けている、養漁場直送といった感じの魚なのです。
これが本当に北海道の魚だと、信じてもらうことが難しそうな魚です。

流れの緩い所に魚が溜まっていたり、このような魚が釣れたりと、ちょっと管理釣り場感のある不思議な川です。

もちろん、このような魚ばかりではないでしょうが、なんとも奇妙な感覚を覚える川でした。

 

 

f:id:nyandaro:20181004170205j:plain

是非、行ったことのない方は、一度渚滑川で釣りをしてみていただき、ここが本当に魚が沢山居て素晴らしい釣り場なのかどうか、判断していただきたいと思います。

ちょっと変な気持ちで、次は宝石のような魚を求めて、旅を続けます。