ちょっと前にこの国ではレジ袋が有料化されて、コンビニやスーパーではタダでは貰えないことが増えましたね。
環境に配慮してということなのでしょうが、確かにレジ袋というのは、なかなかヤバそうな代物ではあります。
あのどこにでもあるレジ袋に何か物を入れて、よく日光の当たるベランダや庭のような所に長期間放置しておくと、ちょっとびっくりしたことになります。
ちょっと触っただけで、ボロボロに破れ、細かなチリのようになり崩壊するようになるのです。
こういった微細な状態になり、海や川に流れ出したら、環境に悪影響を与えないはずがありませんから、規制される動きがあるのは、分からなくはない話です。(そもそも、人が屋外に捨てなければ良いだけの気もしますが…)
さて、こんな風におそらく紫外線などの影響によってボロボロになってしまうレジ袋ですが、これはポリエチレンという素材でできています。
ポリエチレンは、略語ではPEと言います。
そうです。釣り人にはお馴染みのPEラインと同じ素材なのです。
PEラインは耐久性があり長持ちだとされ、長期間リールに巻いたまま使っている釣り人が多いですが、陽に当たったレジ袋のあの無惨な姿を見ていると、ちょっとどうなのかなと思ってきてしまいますね。
釣り糸も長時間日光に当たることがありますし、意外と劣化しやすいことはないのでしょうか。
まあ、ポリエチレンと言っても色々なものがあるのでしょうし、PEラインはコーティングされていることが多いですから、そこまで気にする必要もないのかもしれませんが。
それでも、PEラインだからと、あまりに長いこと使うのは、ちょっと危険なのではないかと私は思ってしまいます。
古いPEラインを使っていて、あっさりと魚に切られてしまったなんてことになる可能性もあるのではないでしょうか。