釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣り業界独特のレベルの低さ。

先日、テレビの釣り番組を見ていたら、釣り具店の店長という人が出演していましたが、私はその人の道具の扱いを見て唖然としてしまいました。

 

f:id:nyandaro:20210906202712j:plain

スピニングタックルでキャストしていたのですが、まず右利きなのにリールを右ハンドルにセットしているジャパニーズ初心者スタイルです。
そして、キャストする時には、リールフットを小指と薬指の間で挟んでロッドを持つ、所謂小指挟みでした。
さらに、キャストした後にロッドを左手に持ち換えると、今度はリールフットを人差し指と中指の間で挟む、ギャグレベルの持ち方であるピストル握りをして、グリグリと右手でリールのハンドルを回していました。

釣りを普通にしている人なら誰でも分かることだと思いますが、ロッドを持ってキャストして巻き始めるまで、見事に全ての動作が間違っているのです。

 

f:id:nyandaro:20210906202828j:plain

これが、たまに港で釣りをするのが趣味のおっちゃんみたいな人なら、いくら間違っていようと、好きにすれば良いのかもしれませんが、釣り具を売るお店の店長さんが、こんなめちゃくちゃなことをするとは、なかなか衝撃的ではありませんか。

例えば、ゴルフ用品店に行ったら、店長がクラブを正しく持つこともできない人で、そんな人が「これがお奨めです」などと商品を選んできたら、どう思うでしょうか。
「ゴルフをできない奴が、何を言ってるんだ?」と思うでしょうし、そんなお店は信用できないと思うのが当然ではないでしょうか。

釣り具屋の店長さんが、こんなめちゃくちゃな道具の扱い方をするのは、これと同じようなことだと思います。
釣りに関わる仕事をしているというのに、釣りの基礎中の基礎も正しくできないとは、あまりに仕事に対する意識が低すぎるのではないでしょうか。

 

f:id:nyandaro:20210906203137j:plain

こういった「意識の低さ」を感じさせられる場面は、日本の釣りの世界では、とてもよく見られることです。

プロと呼ばれるような人が、めちゃくちゃな道具の扱い方をする。
日本語をろくに話せない、書けない人が、破綻した論理で道具の宣伝をする。
などなど、あまりに適当過ぎる頭空っぽな仕事が蔓延っています。

どうして釣り業界は、こんなに頭が悪そうなことばかりしてしまうのでしょうか。
やはり、釣りをする人そのものにバカな人が多いからとしか考えられなくないでしょうか。

「バカがバカに物を売り、バカ同士で勝手に盛り上がっている」というのが、日本の釣り業界の実態なのだと、私は思っています。