釣りにゃんだろう

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釣り具を中古で買う時の値段の相場。

現在の釣り具というものは、とても高価だと思います。
私が子供だった数十年前は、2~3万円程度で一番高いクラスのルアーロッドが買えたものでしたが、今ではハイエンドのロッドは何倍もの値段になっています。

自動車などの他の製品の値段も当時よりは高くなっているものの、何倍にもはなっていませんから、物価はそこまでは上昇していないはずです。

 

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どうしてこうなってしまったのかには様々な理由があるのでしょうが、いつの間にか釣りは以前よりもお金がかかる趣味に変わってしまったのかもしれません。

そうは言っても、それは釣り具メーカーが宣伝しているような釣り具を、まともに新品で買いまくる場合の話であり、昔から持っている道具を大事に使ったり、釣り具を中古で安く買ったりと工夫をすれば、それほどお金のかかる趣味ではないと思います。

釣り具は中古になると、ガタンと値段が落ちるものです。
ネットオークションやフリマアプリを使えば、数年前に発売された状態が良いものでも、半額程度になるのが相場だと思います。

 

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これは、もっと古いものだったり、フライフィッシングのような人気があまりないジャンルのものだと、さらに安くなり、ちょっと前の高級品が数千円で買えてしまったりもします。

釣りはお金をかけようと思えば、いくらでもかけられるものですが、節約しながらやろうと思えば、いくらでも節約できるものなのです。

そして、面白いことに、毎年新製品を買い釣り具にお金をかけまくっている人にも、古い道具を大事に使っている人にも、中古で道具を揃えた人にも、同じように魚が釣れるチャンスはあるのです。

新品釣り具を買いまくるような人達は、その性能が優れているから、釣果が伸びると信じているのかもしれませんが、多少の釣り具の性能の差で釣果に大きな差がでることは、はっきり言ってほとんどありません。

それどころか、最新の最高級リールを使っている人よりも、カリカリと音がするような50年前のリールを使っている人の方が釣れるなんてことがあるくらい、釣り具の性能と釣果は比例しないことも少なくありません。

 

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ですから、何か魚を釣りたいと思ったら、すでに自分の持っている物が使えないか考え、どうしても違う種類の物が必要な時は中古で買うくらいでも、釣りはいくらでも楽しめると思います。

お金を売るほど持っていて使いまくりたいのなら、新品で釣り具を買えば良いと思いますが、そうでないのなら釣り具にお金をかけるのはもったいのではないでしょうか。

釣り具にお金をかけなければ、浮いたお金でもっと遠くまで釣りに行けたり、釣りに行く回数を増やせる可能性があるのですから。