釣りにゃんだろう

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若者にオールドコンデジが人気だが、釣り具のオールドタックルは?

少し前から若者達の間にオールドコンデジと呼ばれる、ちょっと古いデジカメが大人気のようです。

「カメラが趣味」みたいな人達の間で流行しているようなマニアックなものではなく、高校生や大学生などの間で広く使われているとのことです。

なんでも、そういった高画質のスマホのカメラがあたり前の世代の人達には、画素数が少ない古いデジカメは新鮮らしく、「写り過ぎない」のがお洒落に見えるようです。

 

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カメラ屋さんに来た若者が、「一番画質が悪いのをください」なんて言うこともあるそうで、一部にはトイデジカメみたいなものも流行っていましたが、基本的にはひたすら高画質を求める傾向があるのがカメラの世界なのですから、カメラ屋さんもびっくりしているのではないでしょうか。

若者が、こういった低画質なカメラを求めだしたのは、やはりスマホの高画質なカメラを不自然だと感じたのが原因なのではないでしょうか。

画像処理されまくって、無理矢理高画質化されるスマホの写真は、フィルターなどを使わなくたって、かなり不自然な現実離れしたものとなっていますし、若者達も違和感を感じ始めたのだと思います。

 

 

このように、ハイテクになり過ぎると人は違和感を感じて、ローテクなものを求めるということは、釣り具の世界でも同じだと思います。

釣り具の世界にも、一部にはオールドタックルと呼ばれる古い物を使うのが趣味な人達がいますが、ああいった人達も、異様に軽いペラペラのロッドや巻き心地が良すぎるリールなんかの現代の釣り具に違和感を覚えるから、古い物が好きなのではないでしょうか。

 

 

こう考えてみれば、オールドコンデジをお洒落だと思って使うような若者が沢山いるということは、何かのきっかけさえあれば、オールドタックルを使いたがるような若者が増える可能性もあるのではないでしょうか。

釣り具屋さんに来た若者が、「ボールベアリングが一番少ないリールをください」と言ったり、「一番ギアがゴロゴロするリールをください」と言う日がくる可能性もゼロではないのかもしれませんね。