たまに、「22ステラ」みたいにわざわざリールのモデル名の頭に年式の数字をつけて、使っているタックルを紹介するような人がいますが、なんともアホらしいですよね。
リールのメーカーの人とかだったら、新製品の宣伝としてそういうことをするのは分かりますが、一般人がするとなると、ちょっとおかしいのではないでしょうか。
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別に誰が何年式のリールを使おうが勝手ですし、新しければ良いものでもないですし、古いものが悪いわけでもないでしょう。
本人が気に入って使っているなら、それでだけでいい話であって、わざわざ年式を発表する必要もないでしょう。
タックルを紹介したいなら、モデル名だけでも充分でしょうし、実際にはモデル名なんかもどうでもよくて、他人からしてみればサイズだけ教えてもらえれば、参考にするのには充分です。
このように、誰も聞いていないようなことなのに、わざわざリールの年式を付けてタックルを紹介してしまうとは、釣り具メーカーの宣伝に影響され過ぎている気がしますね。
リールのモデル名に年式をつけて言いたがるような人は、メーカーが「前のモデルとは、ここが違う」と実際には大した変化もないような物を数年おきに発売するのに、いちいち反応して気にしているような人でしょう。
これは、完全に釣り具メーカーのスペック偏重主義に毒されていますし、完全に釣り具メーカーの商売にハメられて「いいカモ」になっている状態だと思います。
これでは、魚釣りをやっているのではなく、釣り具メーカーに釣られているだけであり、釣りの本質から離れ過ぎているでしょう。
リールの年式のような、どうでもよいことばかりに気をとられていたら、肝心の魚釣りの方がおざなりになりがちになり、魚がろくに釣れない釣り人になってしまう可能性もあるのではないでしょうか。
こういった人達は、釣り具メーカーからしてみれば、とてもありがたい存在なのでしょうが、釣り人としては釣りの本当の喜びを知らない不幸な人としか思えませんから、なんとも可愛そうに見えてきてしまいます。