釣りにゃんだろう

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過去の逸品は最新モデルに勝る。

どんな釣り具メーカーも、最新モデルが一番優れているというようなことを言うものです。
「ここが良くなった」、「軽くなった」、「感度が良くなった」などと言い、古い物よりも優れているということを、とにかくアピールするものです。

メーカーとしては新しく物を買って欲しいのですから、こうするのは当然であり、見事にそれを信じた人達がお買い上げになるわけです。

 

 

しかし、この「新製品が一番優れている」というのは、本当のことなのでしょうか?

何か新しい釣り具を買って、「前のやつの方が良かったな」と思ったことがある人はいないでしょうか?

今時の釣り具なんて、魚を釣る性能はちょっとの新旧の違いでは大差がないものですし、多少古くたって、ちょっと使用感が違う程度ですから、使う人によっては古い物方が良かったと思うことはあるはずです。

その証拠に、お気に入りの10年前や20年前のロッドやリールを、わざわざ探して使っているような人達だっているわけです。

そういう人達からしてみれば、過去の逸品は最新モデルに勝るのでしょう。

 

 

このように、実際には釣り具なんて新しい程優れているかと言えば、そうとも言いきれず、その商品が優れているかどうかは、結局は使う人が気に入るかどうかでしかないのだと思います。

ですから、気に入った物があるのなら、新しいモデルなんて気にする必要はないでしょうし、それで好きなだけ魚を釣り続ければ良いのではないでしょうか。

いくら周りの人から、「古いの使ってるね~」と言われても、それはあなたにとっては最良の釣り具なのですから。