釣りにゃんだろう

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時代が変わると魚も変わるのか。

魚の釣り方には流行というものがあります。
同じ魚を釣るにしても、時代によって釣り方が違うのです。

例えば、使われるルアーの種類なんかには、顕著にその時代の流行が表れると思います。

一つのタイプのルアーを使った釣りが流行れば、似たような物を各メーカーが出し、釣り場は似たようなルアーを使って、似たような釣り方をする釣り人で溢れます。

 

何か便利な新しい物が生まれて流行れば、それだけ物が売れるわけですから、メーカーは常に新しい釣り方や物を探し売り出す必要があります。
そういった作戦に、釣り人側も見事に反応しているのが、釣りの世界で次から次へと流行が生み出される仕組みなのでしょう。

釣り人は、このように次から次へと、新しい物を生み出し絶えず変化しているわけですが、魚はその間に何か変わったのでしょうか。

魚達の間には特に流行などはないでしょうし、何十年も前からあまり変わらない生活をしているはずです。

 

ですから、流行している物を使わなくたって、ちょっと古いルアーや釣り方だって、普通に魚は釣れるはずです。
ちょっと古い釣り方で釣れていた時と、魚達は何も変わっていないのですから。

それどころか、流行している釣り方にはスレているために、ちょっと昔の釣り方の方が釣れることだってあるかもしれません。

 

このように、釣りというものは、「みんなが最近やっているから」と周りの人の釣り方を真似しなくても釣れるものですし、時代遅れのようなことをした方が釣れることだってありそうです。

ですから、次から次へと新しい釣り具をカートに入れる前に、今持っている物だけで釣りをしてみてはいかがでしょうか。
その方が、実はずっと魚は釣れるのかもしれません。