私は、あまりルアーの色は気にしない方なのですが、中古で安く手に入れたり拾ったルアーなどが、どうも気に入らないカラーの時は、色を塗り替えることにしています。
ちゃんと塗装するのも面倒なので、油性マジックでささっと上塗りしてしまうのですが、これでも魚はよく釣れてしまいます。
油性マジックでルアーを塗る。
油性マジックは、100円程度で手に入れることができ、金属だろうとプラスチックだろうと塗れるので、気軽にルアーに色をつけるには最適です。
ただし、スプーンなどの金属素材のルアーでは、塗っても石などにぶつかると、色がとれやすいので、何度も塗り直す必要がでてくることもあります。
当然、仕上がりはスプレーやエアブラシでちゃんと塗装したよりも、ムラができやすく、美しくはないのですが、魚はそんなことは気にしていないはずなので、普通に魚は釣れます。
そもそも、ルアーの色がそんなに釣果に影響を与えるのかという疑問もありますが、「なんかこの色嫌だな」と思っているよりは、好きな色に塗ってしまって自信をもって使った方が、気分良く釣りができるものでしょう。
よく塗り替えるカラー。
私が決まって色をマジックで塗り替えるカラーのルアーがいくつかあるので、何の参考にもならないかもしれませんが、一応紹介しておきましょう。
まずは、背中がブルーのラパラなどのプラグです。
鮭などは、青銀のスプーンでよく釣れたことはあるのですが、この青いプラグで魚が釣れたことが、私は一度もありません。
海釣りでは有効そうなカラーですが、私はほぼ海では釣りをしないので、背中がブルーのプラグは、手に入れたらすぐに黒や茶色に塗ってしまいます。
青銀から黒銀にしたところ、明らかに魚が釣れるようになった気がしないでもないことがあったので、今では自信を持って塗っています。
それから、スプーンなどの赤金というカラーも、私はあまり好きではなく、魚が釣れた記憶がありません。
トラウト系には、結構定番カラーなのかもしれませんが、どうにも私は苦手です。
これも、赤い部分を黒く塗って黒金に変えてしまいます。
このマジックで黒金にしたルアーでは、かなり魚を釣っているので、ますます赤金が嫌いになってしまいました。
後は、シルバーのスプーンに、ポイント的にピンクやイエローやグリーンのマジックで色をつけることがあるくらいでしょうか。
ただ、これに関しては、塗っても塗らなくても、塗った色が剥げても、変わりなく釣れる気がするので、暇潰し作業的な要素の強いものだと思います。
以上のように、マジックでルアーを塗っても、どこまで効果があるかは未知数ですが、少なくとも自信を持って釣りに使えるようにはなるはずです。
気に入らないカラーのルアーがあるのなら、迷わず塗ってしまって良いのではないでしょうか。