釣りにゃんだろう

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釣りと左利き。

いつか川で遡行していく釣り人を眺めていたら、自分が考えていた方とは逆側の岸に渡って行き、「えっ、そっち岸から行くんだ」とちょっと驚いてしまいました。

よくよく見てみると、その人は左利きのようで、左岸側を登って行っていたので納得はできました。

 

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これはフライフィッシングの場合に顕著なことだと思いますが、基本的に右利きの人は釣り上がるなら右岸側、釣り下るなら左岸側からの方が釣りがしやすいはずです。
(ちなみに川の右岸左岸とは、下流を向いた向きで左右を決めます)

当然、左利きの人はこの逆になるはずであり、右利きの私とは違う側からのアプローチの方がしやすいため、その釣り人は右利きの私が考えた側とは逆の左岸側を登っていったのでしょう。

 

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このように、右利きと左利きの人とでは、川の右岸左岸の違いだけでなく、様々な場所で釣りやすい条件の違いが出てくることがあるのではないでしょうか。
結果的に、右利きの人と左利きの人とでは、攻めるポイントやスポットが違うことがあるかもしれません。

 

実際に、朝から数人の右利きの釣り人が通過して行き魚が釣れていなかった場所を、その左利きの人が逆岸側から釣ると、いきなり魚が釣れていました。

世の中には、左利きより右利きの人が多いですから、もしかしたら釣り人の多いような場所なら、左利きの人の方が自然と他の右利きの人が攻めづらい場所を攻略でき、有利になるなんてこともあるのかもしれませんね。