釣りにゃんだろう

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川にはグループではなく、一人で釣りに行くべき。

 いつだったか川で釣りをしていたら、「こんにちは~」と口々に言って集団で釣りをしている人々が、ぞろぞろと追い抜いていきました。

その時は、なんと6人もの大集団だったのですが、適度に距離をとりつつ、皆さん楽しそうに釣りをしながら進んでいってはいました。

 

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しかし、よくよく考えてみると、やはり本当に楽しめているのは先頭の人だけのようでした。
それは、先頭の人ばかり魚を掛けていたからです。
先頭の人は「小さいな」などと贅沢なことを言っていましたが、後ろの人にはその小さな魚さえ釣れていないのです。

川の規模にもよりますが、小さな川でも大きな川でも、集団で釣り歩いていれば、どうしたって先頭の人が一番よく釣れてしまうものですし、大きな魚から順に釣れることが多いものです。

 

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先頭の人から順に後ろにいくほど釣りが上手になっていくなんて、うまくできた並び順でもなければ、ぞろぞろ歩いて釣りをしていたら、せいぜい二人目くらいまでしか良いチャンスはこないのではないでしょうか。

ですから、全員が楽しむためには、先頭を頻繁に入れ替えるとか、最後尾の人以外は意識的に魚を釣り残すなどの工夫が必要なはずです。

 

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しかし、こんなことに気を使いながら釣りをしても、あまり楽しくないでしょうから、やはり釣り上ったり下ったりするような川には一人で釣りにいくべきなのではないでしょうか。
まあ、せいぜい二人程度でうまく分配して釣り進んでいくのが限界でしょう。

6人とは言わずとも、4人くらいでぞろぞろと川を歩いている人は、わりと頻繁に見かけますが、本当に皆さん楽しく釣りができているのでしょうか。
集団で釣りをするなら、下流部のあまり移動の必要のない大きなポイントや湖や海などで、のんびりと並んで釣りをした方が、全員が楽しめると思うのですが。