釣りをしていて、魚が掛かった瞬間、みなさんは何と言いますか？
私は、一人で釣りをしていることがほとんどなので、だいたい無言でやり取りに突入しますが、誰かと一緒に釣りをしている人は、何かしら声を上げることが多いのではないでしょうか。
フィッシュ！と言う人。
魚が釣れた時、フィッシュと言う人がいます。
とても有名な茨木の釣り具屋さんの人ですね。
あの人には、結構な数のファンがいるそうなので、そんなファンの人達も、もしかしたら魚が掛かった瞬間「フィッシュ」と言っているかもしれません。
あとは、ものまね的にふざけて「フィッシュ」と言うことがあるくらいで、真剣に言う人はあまりいないのではないでしょうか。
それにしても、たったひと言で誰の真似をしているのか分かるほど有名な台詞があるとは、まさに王様ですね。
ヒットと言う人。
魚が掛かると「ヒット！」と言う人が、たまにいるようです。
これは、特に年配の釣り人に多い気がしますし、現在では死語になりつつあると思います。
この言葉が現役だったのは、日本でルアー釣りが盛んになりだした70年代～80年代だったのではないでしょうか。
釣りが著しく好きな少年の漫画でも、魚が掛かると「ヒット！」と言う登場人物が多かった記憶があります。
ちょうど、あのくらいの時代の言葉なのでしょう。
以前、静かな湖で釣りをしていたら、遠くから「ヒットー！」と、本当に釣りキチ三平のアニメのような雄叫びが聞こえてきて、思わず笑ってしまったという話を聞いたことがあります。
２メートルある魚でも掛けたのではないか、というくらいの雄叫びだったらしいです。
普通は何と言うか。
魚を掛けた時に、「フィッシュ！」とか「ヒット！」とか言うのは、あまり一般的ではないということは分かったのですが、それでは普通の人は何と言うのでしょうか。
やはり、「きた！」とか「きたよ！」というのが、一般的なのではないでしょうか。
目で見える魚を釣っている時には、「食った！」と言うこともあるかもしれません。
いずれにしても、「フィッシュ！」や「ヒット！」のように聞いている人の笑いを誘うような言葉ではありませんので、グループで楽しく釣りをする時などには、盛り上がりに欠けるかもしれません。
やはり、場を盛り上げたい時などには、「フィッシュ！」や「ヒット！」と叫んで、大袈裟にアワせるくらいが良いのかもしれませんね。
そして掛けたのが魚ではなく地球だったりしたら、さらに楽しい釣りになると思います。
