釣りにゃんだろう

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一日にフッキングして良い魚の数が決まっている川。

どこかの渓流のキャッチ&リリース区間では、一日に釣って良い魚の数が決まっているだか、目安が設けられているだかしていると、聞いたことがあります。

魚を持ち帰ることができない場所なのに、釣って良い魚の数が決まっているとは、一体どういうことなのか、私は一瞬理解できませんでしたが、聞いた話によると、これはつまり一日に針に引っ掛けて良い魚の数が決まっているということなのだそうです。

釣りをしていて、釣れた魚を逃がすのは当然として、何匹か魚を掛けたら、それでその日は終了にするべしということなのです。

 

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日頃から川で釣れた魚を全て持って帰っているような人達からしたら、ちょっと信じられない話かもしれませんが、考え方としては正しいのではないかと、私は思います。

釣った魚をリリースするにしても、フッキングする以上は魚を傷つけるわけですし、弱ったり死んだりする可能性も出てきます。
それから、一度釣られた魚は、しばらくは他の人には釣れなくなるでしょう。

 

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ですから、魚をリリースする釣りをしたとしても、誰かが大量に釣りまくれば、それだけ魚が傷つく可能性が高くなりますし、他の人には魚が釣れない川になってしまうでしょう。

そこで、魚を必要以上に傷つけず、沢山の人が釣りを楽しめる川にするなら、リリースを義務付けるだけでなく、一日に掛けて良い数も決める必要があると言えるとは思います。

 

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ただ、ここまで細かく規則で決まっている川というのも、どうなんでしょうかね。

本来は、渓流のような小さな川では、ある程度魚が釣れたら、「今日はこれくらいにしておくか」と釣り人自身が自制するべきではないでしょうか。

そういったことができずに魚を釣りまくる人がいるから、ルールが必要になってくるのでしょうが、これはちょっと恥ずかしいことだと思いませんか。

ルールがなければ、節度のある行動をとれないなんて、子供以下の思考力しかないわけで、本当に釣り人にはバカが多いのだと、思い知らされるようです。

 

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いい大人なら、「渓流ではむやみに釣り過ぎない」というようなことは、言われなくてもやらなくてはいけないと思います。
このようなルールがあってもなくても、常に自制心を持って釣りをしたいところです。
まあ、そんな心配をしなくても、ろくに魚が釣れない川が多いということもありますがね…