釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

水曜どうでしょうと釣り。

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釣りをしたことがない人が、「釣りをしてみたい」と興味を持つには、何かしらのきっかけが必要でしょう。
私の周りの人が、「釣りをしてみたい」と言い出した時に理由を聞いてみると、「水曜どうでしょう」を見て、釣りに興味を持ったという人が沢山います。

水曜どうでしょう」は、決して釣り番組ではないのですが、さすが超人気番組、影響力が違いますね。

逆に言えば、たまに流れている釣り番組というものは、一般人にはひどくつまらなくて、釣りに興味を持たせるという力は、全く無いのでしょう。

今回は、そんな「水曜どうでしょう」でどのような釣りが行われていたのか、簡単に振り返ってみたいと思います。
私は、どうでしょう祭に一回行ったくらいの、ライトなファンですので、記憶違い等がある場合があります。あらかじめご了承くださいませ。

 

門別沖釣りバカ対決
1998年8月26日放送

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水曜どうでしょう史上初の釣りは、門別沖の沖釣りでした。
大泉洋と藤村ディレクターは、船酔いでグロッキー状態に。
そんな中、釣り船の船長に「はい、降ろして~」と無情に釣りをさせ続けさせられます。
「沖釣りは、興味のない人にとって、拷問でしかない
」という事実を世間に知らしめました。


釣りバカ対決 氷上わかさぎ釣り対決
1999年4月7日放送

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前回の対決の沖釣りの過酷さに懲りたのか、新篠津村での氷上わかさぎ釣りとなりました。

役場の職員にお酒を飲ませられたり、ダブルでわかさぎが掛かると行進したりと、とても盛り上がります。
わかさぎがリリースされるという珍事も起きます。

この回を見て「わかさぎ釣りをしてみたい」と思ったと言う人も多く、とても人気があります。

 

釣りバカ対決 わかさぎ釣り2
2001年3月7日放送

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前回大会に引き続き、新篠津村でのわかさぎ釣りです。

ゲストの音尾さんが、一度に三匹を釣り上げるトリプルを達成。
泥酔度合いも前回よりアップして、対決は混迷を極めます。

ついに大泉洋が、生でわかさぎを食べるという暴挙に出た時には、かなり衝撃を受けました。
これを見て、「わかさぎを
生で食べてみたい」と言った人は、当然ながらまだ一人も会ったことはありません。

 

ユーコン川160キロ ~地獄の6日間~
2001年9月26日―11月7日放送

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対決列島」という企画で敗れた鈴井・大泉チームの罰ゲームとして、ユーコン川をカヌーで川下りさせられる企画です。
なんとも羨ましい罰ゲームですが、あまり興味のない彼らからしたら苦痛でしかないのでしょう。

この企画の中で、ミスターこと鈴井貴之が、ルアーでパイク釣り、フライでグレーリング釣りに挑戦します。
パイクにはラインを切られてしまいますが、グレーリングは何匹か釣り上げます。
そのグレーリングを、大泉洋が調理する過程と、完成したグレーリング飯の酷さは、一見の価値があります。

私は、これを見た後に、グレーリングやパイクを釣る機会があったのですが、「これが、どうでしょうに出てきた魚か!」と喜びもひとしおでした。

 

釣りバカグランドチャンピオン大会 屋久島24時間耐久魚取り対決
2002年6月19日―7月24日放送。

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屋久島の川や海を舞台に、24時間魚を取り続ける対決企画です。
「魚取り」となっているので、全てが釣りによる捕獲ではなく、釣りが行われるのは、河口の橋の上からの夜釣りと、カヌーで海に出て行う手釣りです。

特に、この橋の上でのやり取りは、釣り人にとっても大変興味深いです。
なかなかつれない魚が、「ダメだから帰ろう」と帰るふりをするという、ひと芝居打つと、魚がやってきて釣れるのです。やはり、人影などの人的プレッシャーは、釣果にかなりの影響を与えるようです。


激闘!西表島
2005年10月19日―12月7日放送

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西表島に虫を取りに行ったはずが、現地コーディネーターが「虫はつまらない」と、いきなり全面否定したため、魚などを獲ることになります。
この中で、テナガエビ釣りと港での夜釣りが行われます。

特に、夜釣りは番組史上でも伝説的な釣りとなっています。
照明を点けていると魚が釣れないからと、ライトをオフにしたため、テレビ番組なのに、ひたすら真っ暗な絵になってしまいます。

岸壁に寝転んで、半分寝た状態で釣りを行うスタイルは、「寝釣り」と名付けられ、世間一般に広く知られるようになりました。
私の周りには、「釣りをしてみたい」ではなく、「寝釣りをしてみたい」という人も、少なからずいるほどです。

 

このように、水曜どうでしょうでは、様々な釣りを行い、笑いと釣りの楽しさを視聴者に届けてきました。
現在では、数年に一度ほどの頻度でしか新作は製作されていませんが、今後また釣りをする企画が行われることはあるのでしょうか。