釣りにゃんだろう

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釣りとDIY精神。

私は、そこそこパンクな人間だと思います。
胸を張ってパンクな生き方をしているとは言えませんが、世の中から大分外れて生きていますし、わりとおかしいと思うことには声を上げますし、反体制的な立場をとって生きていますから、ややパンクな人間ではあると思います。

何をもってパンクと言うかは、人それぞれの見解によって違ってくるものですから、簡単には説明できないので今回は省かせていただきますが、まあ気になる方はこの機会にちょっと調べてみたりしてください。

 

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そんなパンクの思想の一つに、DIY精神というものがあります。
DIYとは、自分のことは自分でやろうという意味です。
自分の活動には他人に介入させず、自分のことはできる限り自分の手で行い、自由と独立を保とうということです。
この言葉は、今の日本では家で何かを自作したりするような意味で使われることが多いですが、本来はもっと広く大きな意味を持った言葉だと思います。

さて、こういった自由と独立といった精神について考えていると、釣りというものもDIY精神を生かせるものではないかと思えてきます。

 

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釣りは、魚を釣るためには、自分で考え自分で工夫をする必要があります。
そして、その実行に必要なものがあれば、それを自作することもできます。

今の時代ですから、ほとんどの物がお金を出せば買えてしまいますが、必ずしもそうする必要がないのが釣りの面白いところです。
自分で工夫したり、ちょっとした物を自作すれば、自分の釣りはできてしまうのです。

釣りをするのは、釣り具メーカーの人ではなく、あなた自身のはずです。
自分の釣りの問題は、できる限り他人に任せず自分で解決した方が、 より自由で楽しいものになるのではないでしょうか。

 

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ですから、何でもお金を出して物を買って解決するのではなく、できる限り自分の工夫と努力で解決することを、私はお薦めしたいと思います。

誰かに教わった道具を買い、誰かが決めた釣り方をして魚を釣ったって、それは本当にあなたが釣った魚とは言えないのかもしれません。
自分で道具を選んだり作ったりして、自分で釣り方を考えて釣ってこそ、本当に魚を釣ったと言えるのではないでしょうか。

日本人には、こういった自主自立といった精神が欠けている人が多く、それは釣りの世界にも反映されている気がします。
釣り人達は、釣り具メーカーの宣伝の真似ばかりしています。
そういった釣りをするのは、もうそろそろやめにした方がいいのではないでしょうか。
その魚は、メーカーにあなたが釣らされている魚であり、あなたが釣った魚ではないのですから。

 

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自分の釣りたい魚は自分で決めて、その方法も道具も自分で決める。
自分の釣りは自分で作る。
こういった釣り人がもっと増えれば、日本の釣りの世界に漂う頭空っぽなバカっぽさが少しは減っていくと思うのですが。