釣りにゃんだろう

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リールは、シマノ派?ダイワ派? カメラは、ニコン派?キャノン派?

私は、たまにどうしても釣り人と話さなくてはならない時があるのですが、そんな時はその人の使っているタックルについての話をします。
一番差し障りのない内容であり、釣り人は自分のタックルにこだわりを持っていることも多いので、だいたいの場合、自然と会話が弾むからです。

その人がルアーフィッシングをしている場合は、やはりほとんどの場合でダイワかシマノのリールを使っていて、どちらか片方の会社のものばかり持っていると言います。
つまり、ルアー釣り師のほとんどは「シマノ派、ダイワ派」のどちらかに属しているわけです。

 

それぞれに理由があるらしいが。

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私は、どちらの会社のリールもあまり使わない人間なので、その差やモデル名やグレードなどには詳しくありません。
そこで、会話相手の方からそういった知識やこだわりの点など、色々と教えてもらうことになります。

やはり、皆さんそれぞれにこだわりがあるらしく、「回し心地がとか、感度がとか、耐久性がとか」支持をする理由を教えてくれます。

そうは言われても、私の使っているような古いリールがママチャリのようなものだとすると、そういった方達の使っているいるリールは、全て高級オートバイのようなものなので、あまりピンとこない話です。

最近のダイワのリールもシマノのリールも、私の基準からすると凄すぎて、差が分からないし、大差はないと思えてしまうからです。

このように、ダイワとシマノのリールの間には、使っている本人達には違いがあると思えても、一歩引いた立場から見ると全く差がないと思える程度のレベルの違いしかないのでしょう。

よくどちらが壊れやすいだとか、どちらが滑らかだといった噂がありますが、そういった話は本当に噂レベルでしかないはずで、あまり信用するべきではないでしょう。

どちらも同じくらいのレベルで品質管理をしているはずですし、世の中にはメチャクチャな物の使い方をする人はいくらでもいるからです。

ですから、まだどちらの派閥にも属していない人は、シマノでもダイワでも、どちらでも好きな方を使えば良いのだと思います。
この2つのメーカーの5000円以上の適正なサイズのリールを使って釣れない魚は、まず居ないと言っても良いレベルのものです。

 

 

ニコン派、キャノン派。

www.nikon.co.jp

リールの「シマノ派、ダイワ派」とよく似たものに、カメラの「ニコン派、キャノン派」があります。
この二つもその分野ではトップメーカーで、人気を二分しています。
それぞれの支持者は色々とその支持する理由を持っているようですが、正直好みの問題で決めてよいほどどちらも凄いもので、大きく性能に差があるものではありません。

どうも趣味の世界というものは、「差がないところに、無理矢理差をつくり、こだわりを持ちたがる」といったところがあるようですね。
やはり、所有欲を満たして「いいものを持っている」と思うことが、実際に魚を釣ったり写真を撮ることと同じかそれ以上に、その趣味をする人にとっては大切なことなのでしょう。

だから、いつの間にか使わないリールやレンズが家に溢れかえるといった現象が、よく起こってしまうのだと思います。

 

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そして、それは別に無駄なことではないでしょう。
手に入れた時点で、すでにその趣味の楽しみという目標はほとんど達成できているのですから。

もし家族などに「また使いもしない無駄なものを買って!」と叱られても、気にする必要は全くないのです。
「手に入れる」だけでも、立派に趣味を実行していることになるのですから。

こう考えると、ついつい釣り具などを買い過ぎてしまっても、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。