海でルアーフィッシングをする人達には、青い色のルアーというものは、それなりに人気のある物かもしれませんが、淡水でトラウトを釣っている人達には、イマイチ人気がないものです。
私も、ルアーのカラーにはかなり無頓着な人間なのですが、なんとなくブルー系のルアーは避けてしまっています。
青いルアーは釣れない?
以前、欲しかったラパラのルアーが中古で安く売られていたので、それを買って使ってみることにしました。
そのルアーのカラーはブルーだったのですが、何も気にせずに私は使い続けていました。
しかし、なぜかそのルアーでは魚が一匹も釣れないのです。
魚が沢山居る場所で、ルアーも申し分ない動きで泳いでいるような時でも、どうしたものか魚が釣れないのです。
そのルアーで魚が一匹も釣れないまま2年ほど経った時、かなり経験豊富で釣りに詳しそうな人と話す機会がありました。
その人が、そのルアーを見て、「これは良いんだけど、青はね~、釣れないでしょ?」と言うではありませんか。
私が、「そうなんですよ。なぜか釣れないんですよ」と答えると、その人は「マジックで塗っちゃいなさいよ」とアドバイスをくれました。
私は、そのアドバイス通りにそのルアーの青い背中をマジックで黒く塗ってみました。
するとどうでしょう、突然そのルアーでも魚が釣れるようになったのです。
このようなことを経験してしまうと、やはり本当に青いルアーは釣れないのではないかと思ってしまいますし、青いルアーは釣れないから、安く中古で売られていることが多いのかなとも思ってしまいます。
青でも釣れることはある。
しかし、トラウト系でも青いルアーでも釣れることを、私は何度か経験したことがあります。
それは、鮭・マスなどの海から遡上してきた魚を釣った時のことばかりでした。
こうなってくると、やはり青は海の魚には有効と言えるのでは、とも思えてきてしまいます。
以上のような経験から考えてみますと、青いルアーは淡水ではあまり釣れず、海に行ってきた魚には有効なことがあると、言えるのかもしれません。
しかし、これは確かな根拠はなく、あくまで経験から導き出しただけのことです。
たまたまこうなっただけなのかもしれませんし、青いルアーでも釣りまくっている人も居るのかもしれません。
ですから、やはりあまりルアーのカラーは気にする必要はないのではないかと、私は思ってしまいます。