バックセイバーウェーディングベルトなんて物が売られているくらいですから、腰痛に悩まされている釣り人は意外と多いのかもしれません。
今回は釣りと腰痛について、ちょっと考えてまましょう。
釣りで起こりうる腰痛の原因と対処法。
腰痛とは言っても、原因は様々であり、それによって対処法も様々です。
外的ショック。
釣り場で転んだりして腰を打ちつけたら、腰痛が発生するでしょう。
あまりにひどい場合は、骨折なども考えられますので、すぐに病院に行くべきでしょう。
冷え・姿勢など。
夢中になって釣りを続けて、腰を冷やしたり、同じ姿勢を続けたりすると、腰痛に襲われることがあります。
腰を暖めたり、軽く運動すれば、よくなりますが、あまりにひどい場合は、何らかの疾患の可能性がありますので、これも病院に行った方が良いでしょう。
捻った、痛めた。
物を運んだりする時に、背骨や周囲の靭帯などを痛めて、腰痛が発生することがあります。
いわゆるぎっくり腰というやつです。
荷物を車に積んだり下ろしたり、カヌーやボートを運んだり、釣りにはぎっくり腰になる可能性のある危険な場面が沢山あります。
物を持ち上げる時には膝を曲げて行うことを意識すると、ぎっくり腰は予防することができます。
運悪くぎっくり腰になってしまったら、安静にしていましょう。
これも、あまりにひどい場合は、靭帯や骨が大きく損傷しているかもしれませんので、病院に行くべきでしょう。
肥満。
釣り人の腰痛の原因で一番多いのは、実はこのタイプなのではないでしょうか。
体重が増えて上半身が過剰に重くなり、腰に負担がかかるため、腰痛に襲われることがあります。
また、最初は他の原因で腰痛になっても、上半身が重くて負担がかかるため、治らなくなってしまうことも考えられます。
この場合は、いくらベルトやコルセットをつけでも、冷やしても温めても、根本的な解決には至りません。
ヘルニア等の疾患がない限りは、少しずつ運動をしたり食事に気を使うなどして、体重を減らすしか解決方はないでしょう。
肥満は、釣りをする上でも、運動性の低下を招き、基本的には不利に働くものです。
よい釣りをしたかったら、解消するに越したことはないでしょう。
以上のように、釣り人が襲われる腰痛には、いくつかの原因が考えられ、それによって対処法も異なるものです。
釣りをしていて「腰が痛いなぁ」と思ったら、まずは原因を考えてみると良いのかもしれませんね。