釣りにゃんだろう

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バスフィッシングとトラウトフィッシング、どちらが難しいか。

私は子供の頃、湖で釣りと言えばバス釣りばかりしていましたが、まあ滅多に釣れなかったですね。一匹でも釣れれば、大成功といった感じでしだ。

今では、湖で釣りをするとなると、ほとんどトラウト類の釣りをしているわけですが、一日釣りをして何にも釣れないということは滅多にありません。

このような経験を踏まえつつ、今回は湖でルアーでバスを釣るのとトラウトを釣るのは、どちらが難しいのか、ちょっと考えてみたいと思います。


適当にやっていても釣れてしまうのは、どちらか?

バスフィッシングとトラウトフィッシングの難易度を比べてみると言っても、魚影の濃さやシーズンなどの条件は釣り場によって様々なわけで、簡単には比べられないものだと思います。

そこで、あまり深く考えずに、適当にルアーを投げているだけでも釣れる可能性が高いのはどちらかと、まずは考えてみることにしました。

 

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トラウトは、水温や餌や地形などの条件を考えて、魚の居そうな場所で一つのルアーを投げ続けていれば、そのうちに釣れてしまうことが多いです。
魚が居れば釣れることが多いですし、投げ始めた時に魚が居なくても、そのうちに魚が泳いできてくれることも多いです。
ですから、綿密に戦略を練って釣ることもできますが、適当に釣れそうな場所でルアーを投げているだけでも釣れることはあり、両者に大きな差が生じにくかったりもします。

 

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一方で、バス釣りはどうでしょうか。魚の居る場所を見つけて、確実に狙わないと釣れないことが多く、湖で適当に投げていても釣れることは滅多にないのではないでしょうか。
しかも、たとえ魚が居てもなかなか釣れないことも多く、様々な戦略や技術が必要となってくるものでしょう。

このように考えてみると、適当に釣りをしていても釣れてしまう可能性が高いのは、バスよりもトラウトの方が高く、その点から考えれば、トラウトフィッシングよりもバスフィッシングの方が難しいと言えるのかもしれません。

 

バスは釣れなくても、サクラマスが釣れた。

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ちょっと何十年か前の子供の頃を思い返してみると、神奈川県の津久井湖という場所で、よく友人とバス釣りをしていた時期がありました。
正直、自分も含めみんな釣りが下手でしたし、ろくなルアーも使っていなかったので、誰一人としてバスが釣れた人は居なかったのですが、一人の友人にサクラマスが釣れたことはありました。
このようにトラウト類は、湖を泳ぎ回っている魚なので、釣りが下手な子供にも偶然釣れてしまうことがあるのではないでしょうか。
そして、バスの方が偶然釣れる可能性が低いので、下手な子供達には釣れなかったのでしょう。

考えてみれば、バス釣りというものは、知識や戦略で釣果の差がつきやすくゲーム性が高く難しいものであるからこそ、アメリカではトーナメントというものが盛んに行われているのではないでしょうか。
高性能な魚探の付いた船を使っても、ちょっと狙いが外れれば、一匹も釣れないなんてことのある釣りなのです。

ですから、そういった中で魚を沢山釣る人はタダ者ではなく、一試合で何千万円という賞金を得られるだけの凄さがあるのではないでしょうか。

 

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以上のように、湖のバスフィッシングとトラウトフィッシングのどちらが難しいかと言えば、バスフィッシングの方が難しいのではないかと、私は思います。
そして、私はどちらかと言うと運が良い方ですし、あまり深く考えずに、その運に任せて適当に釣りをするのが好きなので、適当に釣りをしていてもドラマが待っているようなトラウトフィッシングの方が好きなのかもしれません。