釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

鯉を釣ろうとパン撒いたら逃げた話。

何年前かの春先に、なかなか遠くに釣りに行く機会がなかったので、ちょっと近場で鯉でも釣ってやろうかと思い、川に向かいました。 水に浮く発砲素材と適当な綿をフックに巻いたフライのような物を作り、スーパーに寄って食パンを買い、「これで釣れたも同然…

ロッドは大切に使えば、長く使えるもの。

今年、私が一番良く使ったロッドは、なんと数十年前の小学生の時に親に買ってもらったものです。 小学5年生の頃、塾の帰り道に上州屋に寄った時に何かと理由をつけて、コータックの一番安いフライロッドとリールとラインのセットを買ってもらったという一本…

釣りは腕か道具か。

魚を釣るためには、腕(技術)と道具(タックル)のどちらが大切なのか、考えたことのある人は多いのではないでしょうか。 今回は、この問題について少し考えてみることにしましょう。 あれこれと細かい違いを気にして、日頃から釣り具を沢山買っている人な…

インジケーターを使ったら格好が悪いのか。

日本のフライフィッシングの世界には、「インジケーターを使うと格好悪い」というような考え方が、一部の人達の中に蔓延っているような気配があります。 私は、考えてみればみるほど、これはおかしなことだと思います。 インジケーター否定派の人々は、「イ…

釣り場に落ちているゴミを拾って、持って帰れるか。

海だろうと川だろうと湖だろうと、釣り場にはゴミが落ちていることが少なくありません。流されてきたような物や自転車や家電など、釣り人以外が廃棄したらしき物もありますが、明らかに釣り人が犯人だ分かるような物も沢山あります。 ラインの固まり、ルアー…

釣りと交通事故。

釣りには、危険なことがいっぱい潜んでいるものです。自然の中で行うことですから、釣り場で危険が待っていることは当然ですが、釣り場への行き帰りの移動時も、とても危険なものだと思います。 釣りに行く時には、自動車で移動する人が多いでしょうが、これ…

川の釣り方は、川が教えてくれる。

渓流や本流といった流れのある川で釣りをするのは、水の流れの単調な川の下流部や湖で釣りをするよりも、ちょっと難しいものです。 それは、流れの向きや流速の複雑な変化があり、その中で狙ったタナやコースに、ルアーやフライやエサを流すのは一筋縄ではい…

管理釣り場で固いロッドを使うとバレまくるのに、ネイティブトラウトは同じロッドでもあまりバレない謎。

私には、昔から不思議に思っていることがあります。それは、管理釣り場でミディアムライトアクションくらいのロッドを使うと、魚がよくバレるのに、同じロッドでネイティブトラウトを釣るとあまりバレないということです。 ただ単に私が釣りが下手なだけとい…

釣れた魚が「小さいじゃなくて可愛い」と言うべきか。

NHKの「釣りびと万歳」という、タレントが釣りに挑戦する番組を見ていたら、小さなフグが釣れた時に、タレントさんが「小さいなぁ」と言いました。 すると、すかさず横で釣りの教えていたコワモテのお兄さんが、「小さいじゃなくて、可愛いと言うの!」と厳…

キャッチアンドリリース区間の是非。

近頃は、ちょっと下火になってきたような雰囲気ですが、日本中の川にキャッチアンドリリース区間というものが設置される動きがあったものです。 どうしてキャッチアンドリリース区間が必要だったのか? キャッチアンドリリース区間は、川に魚を放流しても、…

オールドタックルで釣りをするのは日本だけ?

日本の釣りの世界には、オールドタックルという言葉があり、古い釣り具を使って釣りをすることが、流行しているとは言えないものの、ある程度の数の釣り人に楽しまれています。 度々復刻版というようなリールが発売されたり、古いリールに使うカスタムパーツ…

スピニングリールでキャストする時のラインのピックアップの仕方と、釣り番組の楽しい見方。

スピニングリールを使ってキャストする時に、人差し指にラインを掛けますが、この動作をピックアップと呼びます。この時に、ラインは指先の腹に乗せるのが正しく、間接に掛けたり、ラインを握るように持つのは間違いとされています。 これは指の腹は感覚的に…