釣り具というものは、毎年のように新製品が発売されますし、常に性能がアップしていっていることになっています。(本当かどうかはちょっと怪しいところですが…)
一部の釣り人は、そういった物を使うのが好きで、決して安くはない新しい釣り具を、どんどん買う人がいます。
そういった人達は、それだけ経済的に余裕がある人なのでしょうから羨ましい限りですが、釣りの釣果の面でも羨ましいと思えるかというと、そうでもない気がします。
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最新の高価な釣り具をじゃんじゃん買うような人が、魚もじゃんじゃん釣れているかというと、そうとも限らない気がします。
それどころか、私が見たことのある、やたらと高い最新のロッドを使っているような人達は、ろくに魚が釣れていないことさえ多かったです。
こうなってしまうのは、こういった人達は、最新の高価な釣り具にお金を使うばっかりで、頭を使わないことが原因なのではないかと思います。
このタイプの釣り人は、高くて新しい良い釣り具を買えば、それで魚が釣れやすくなると思っている人が多いのではないでしょうか。
逆に、あまり新しい高価な釣り具を買わない人は、とりあえず自分の持っている物で釣ろうと、頭を使い工夫をして釣りをします。
この結果、最新の高価な釣り具にお金を使うが頭を使わない釣り人よりも、お金は使わないが頭を使う釣り人の方が釣れるなんてことも、結構あるのではないでしょうか。
一番良いのは、お金も頭も使うことなのでしょうが、大半の人はそうもいかないはずです。
それでも、あまり残念に思うことはないのでしょう。
お金を使わなくても頭を使えば、いくらお金持ちでも頭を使わない人達よりかは、ずっと魚はよく釣れるのですから。