アメリカやカナダのフライフィッシングの動画なんかを見ていると、町にフライショップがあって膨大な量の完成品のフライが売られています。
日本でも多少は完成品のフライというものは売られていますが、その量には随分と差があるようです。
それだけ買う人がいるということなのでしょうから、それだけ自分でフライを巻かない人もいるのではないでしょうか。
あちらには、手先が器用でない人が多いのかもしれませんし、自分で巻くことに拘る人も少ないのかもしれません。
日本では、「自分で巻いたフライで釣らなければ意味がない」というような考え方が、かなり根強く浸透しています。
「フライを自分で巻けないのなら、一人前ではない」とでもいうような雰囲気が、この釣りの世界にはバリバリにあります。
しかし、あちらには、そこまでの堅苦しい雰囲気はなく、「買いたい人は買えば良いし、それは個人の自由だ」と思われているのではないでしょうか。
より気軽に誰でもフライフィッシングができるのは、「買っても巻いても個人の自由だろ」と思われているような国でしょうし、日本のような堅苦しい雰囲気では、やりづらい人も多いかもしれません。
私も、この日本の堅苦しい雰囲気に随分と毒されているのか、「自分で巻いたフライで釣った方が、楽しいし嬉しい」とは思っていますが、それを他人にまで押し付けるような雰囲気はやり過ぎな気がします。
この国でフライフィッシングの人気がなくなっていったのは、こういった堅苦しい雰囲気が原因の一つだったのではないでしょうか。
まあ、私は釣り人は減れば減るほど良いと思ってますから、これからもこの調子でいって欲しいところですが、フライで商売している人達は、そろそろこういった堅苦しい雰囲気を生み出す考え方を改めないと、本当に不人気な絶滅寸前の釣りになり、お客さんがいなくなってしまうかもしれませんね。