気づいたら私は、同じ機種のフライリールを大量に持っていたのですが、それだけ「良いもの」ということかもしれないので、今回はご紹介したいと思います。
そのリールとは、サイエンティフィックアングラーズのシステム２というちょっと古いリールです。
まずこのリールの素晴しさは、安さにあります。
このリールは発売当時からリーズナブルなリールだったそうですが（それでも20,000円程度）、現在では中古でめちゃくちゃ安く買えます。
私の基準では、どのサイズでも4,000円を切ったら買いといった感じで、安い時には600円で買えたこともあります。
これだけ安く手に入るのに、ドラグなどの性能も申し分ありません。
YouTubeにあるサイエンティフィックアングラーズの古いビデオで、巨大なスティールヘッドもターポンもこのリールで釣られている様子を見ていただければ、このリールの信頼性の高さは分かっていただけると思います。
そして、何よりこのリールが良いのは、見た目がクラシックで渋い点だと、私は思います。
私は、ラージアーバーリールのギラギラした見た目が大嫌いなので使う気になれません。
その点、ごくごく普通の昔ながらのフライリールといった見た目のこのリールには好感が持てます。
このリールは、製造時期によって仕様が違い、新しい物ほどだんだんと樹脂パーツが増えて見た目がショボくなっていきますが、まあ許容できる範囲ではあります。
多少は仕様が変わっても、ドラグ性能などの肝心な部分は大差がありませんし、私が入手した物で見たところでは、製造時期が違うスプールでも互換性があります。
このように、システム２は私の中では価格・性能・ルックスと三拍子揃った最強のリールです。
まあ、釣り具の好みは人それぞれですから、もっと高くて立派なリールを使いたい人も沢山いるのでしょうが、安く入手してバリバリ魚を釣りたい人にはお薦めの逸品です。
