このブログで繰り返し言っていることですが、釣り竿（ロッド）というものは、そう簡単に折れるものではありません。
特にルアーロッドやフライロッドは、めちゃくちゃ丈夫なので、何十年も魚を釣り続けても折れることはありません。
ロッドが折れるとしたら、それは真下に曲げるような無理な曲げ方をしたり、ルアーや仕掛けがトップガイドにつかえた状態で無理に巻いたり、固い物にぶつけたり車のドアに挟んだりなど、使う側がミスをした時がほとんどでしょう。
普通に魚を釣っていて折れるなんてことは、想定外の超超超大物でもなければ、まずあり得ない話であり、折れる原因は初期不良でもない限りほぼ100%釣り人のミスだと思います。
しかし、たまに魚を掛けたわけでも何でもない時に、いきなりロッドがポロッと折れることがあるらしいです。
魚が釣れた時にしても、何でもないような小さな魚が掛かった時に、ロッドがいきなり折れるような現象です。
釣り人側が何もマズイことはしていないはずなのに、いきなり不意に折れてしまうようなことです。
何もしていないのですから、これはロッドが悪いのだと言いたくなるかもしれませんが、私はその可能性は低いと思います。
そういった人達は、日頃からロッドをどのように扱っていたか、少し考えてみる必要があると思います。
何のケースにも入れずに、ガチャガチャと鳴らしながら、車や船に詰め込んだりしていませんでしたか？
車のロッドラックに掛けていて、たまに外れて落ちかけたりしていませんでしたか？
そういったことをしていれば、気づかないうちに何か固い物にぶつけていて、ロッドにダメージを与えていた可能性があります。
そのダメージが元で、何でもないような時に、ロッドがいきなりポロッと折れるのではないでしょうか。
こういったことを防ぐために、やはりロッドはできる限り何らかのケースに入れて運ぶべきだと思います。
どのような理由であるにしても、ロッドを折ってしまうことは、釣り人が未熟であることの証明であると言えるはずです。
そんな恥ずかしいことをしないためにも、ロッドを運ぶ時にも少し気を使いたいものです。
