釣りをしたことがない人が、テレビの釣り番組などを見ていると、「魚釣りというものは、それなりに魚が釣れるのだ」と思ってしまうかもしれません。
しかし、現実の釣りというものは、テレビ番組のようには釣れないことがほとんどですし、釣り人というものは意外と魚を釣っていないものです。
こういった現実は、釣り具メーカーが釣り人に、より多くの釣り具を買わせるための罠になっていると思います。
釣りに行ってもろくに魚が釣れないのに、テレビや雑誌や動画では沢山魚が釣られている。
そんな光景を見れば、一部の人は、「じゃあ自分も同じ物を使えば釣れるのかも」と思い買ってしまうに違いありません。
しかし、それでも魚がよく釣れるようになることはあまりなく、釣り人はさらに「こっちが良いのかも」と違う新たな商品を買うことになるのです。
テレビや雑誌や動画は商品の宣伝なのですから、良いところだけをまとめたものです。
ですから、実際の釣りでは同じように上手くいくことばかりでないのは、当たり前のことでしょう。
こんな当たり前のことに気づかない人が、釣り人の中には一定数いるようで、そういった人達は、魚を釣るよりも釣り具を買うことが趣味のようになってしまっています。
そういった人達は、魚が釣れなければ釣れないほど、新しい物を買うでしょうから、釣り具メーカーは儲けたかったら、より魚が釣れない釣りを流行らすのが良いのかもしれませんね。
なかなか魚が釣れない釣りを、さもよく釣れるかのように宣伝すれば、おバカな釣り人が引っ掛かり続けるという美味しい状態になるのでしょう。
まあ、すでにどうもこういった作戦で、様々な釣りが流行らされて、引っ掛かっている人が沢山いるような気もしますが…