釣りにゃんだろう

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観光客だらけの駐車場で、タイツ一枚にならないと帰れない地獄。

車で川や湖に釣り行くと、駐車スペースを探す必要が出てきます。

農家などの他人に迷惑がかからない場所や駐禁をとられない場所を選ばなくてはならないため、ちょっと面倒なことではあります。

こういった時に一番簡単で安全なのは、展望台や公園などの広い駐車場に車を停めることです。
(もちろん、ちょっと釣りをするために停めるようなことが許されている場所に限りますが)

 

これらの場所なら、駐禁をとられたり怒られたりすることはありませんし、人目がある分だけ車上荒しなんかに遭う可能性も低くなるはずです。

釣りを始める早朝なんかに、こういった駐車場に到着すると、せいぜい他の釣り人の車が数台居る程度でガラガラなことが多いです。

そんな中で意気揚々と着替え釣りに行き、しばらくしてから、ちょっと肩を落としながら帰ってくると、その状況が一変していることがよくあります。

早朝にはガラガラだった駐車場が、沢山の観光客や公園利用者なんかの車で埋めつくされているのです。

そんな状況の中に、ウェーダーを着用した変態ルックで突入していくのは、なんとも勇気がいることです。

 

ほとんどの人は「なんだあれは?」と奇異の目で見てくるでしょうし、「変な人が居る!」と思われる覚悟が必要でしょう。

そして、ここから帰宅しようとすれば、さらに勇気を出さなくてはなりません。
ウェーダーを脱いで着替える必要があるからです。

私は、ウェーダーの下にはタイツを穿いていますが、下半身がタイツ一枚の姿にならない限り、ウェーダーを脱ぐことはできません。

この車の後ろでタイツ一枚になっている姿は、完全に変質者スレスレのスタイルですし、とても恥ずかしいものです。

 

夕方なんかに、魚もろくに釣れず変質者スタイルを晒していると、私は「何やってんだか…」と虚しい気持ちになってくることがあります。

釣りをしていると、こんなことばかりなのですから、つくづく釣りとは、恥ずかしい趣味だと思わずにはいられませんね。