釣りにゃんだろう

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練馬サーモン絶滅の危機。

近頃、話題になっていたこととして、東京の遊園地としまえんが閉鎖されて跡地にハリー・ポッターのテーマパークができるのでは?ということがありました。

以前からとしまえんが無くなりそうだという話はありましたが、今回の話はかなり具体的ですし、いよいよ現実味をおびてきた気がします。

そして、私が一番気になったのはプールはどうなるのか?ということです。


としまえんフィッシングエリア。

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としまえんのプールは夏場以外は、魚が逃がされ管理釣り場として利用されています。
かなり歴史のあるもののようですが、現在はとしまえんフィッシングエリアという名前で営業しています。

としまえんが閉鎖され、プールが無くなってしまえば、当然この管理釣り場も消滅してしまうことになります。

報道の記事には、「プールなどを順次閉鎖し…」と書かれていたので、プールがなくなる可能性はかなり高いのではないでしょうか。

この釣り場に逃がされている赤身の大型のニジマスは、練馬サーモンと名付けられ一部では人気があるもののようですが、これも消滅することとなってしまうのでしょうか。

 

 

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また、この釣り場には波の出るプールを利用して長靴を履いて立ち込めるようになっているエリアがあります。
都心で立ち込んで釣りが出来る場所としては貴重であり、特にフライフィッシングで遠投できることから、キャスティング練習やラインのチェックがてら魚が釣れるという点でとても優れている場所です。

このとしまえん閉鎖のニュースがテレビで流れている時も、上空からとしまえんを写した映像には、プールに立ち込んで釣りを楽しんでいる人々の姿がばっちり映っていました。

このような人々も、釣り場を失うということになるのでしょうか。

 

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私は基本的に自然の中で釣りをしたいと思っていますが、都心部にあり、ここまで異質な釣り場だと、これはこれでクレイジーな感じがして、面白いのではないかと思っていました。
海外の人達から見ても、東京でこんな釣りが行われているのは、興味深く思われる可能性もあるのではないでしょうか。

そういった貴重な釣り場がなくなるとすれば、これはやはりとても残念なことだと思います。