ちょっと前に、戦争が起きているウクライナのオデーサで、ボン・ジョヴィの"It's my life"という曲を爆音でかけながら、活き活きと地元の人達が防衛に使うための土嚢を作っている動画がありました。
その動画の中では、どう考えても悲劇的な状況なのに、歌ったり時折笑顔を見せたりしながら、人々は黙々と働いていたのです。
そんな様子を見ていたら、人生何があるか分からないけれども、とにかくその日その場所で自分にできること、やるべきことをやっていくしかないのだなと、改めて思い知らされました。
戦争が起こっている所と一緒にするのは申し訳ない気もしますが、それはこの国で生きていたって同じことなのかもしれません。
仕事だって釣りだって、上手くいくことばかりではありませんし、特に近年はコロナで様々な制限を受けて、誰もが思い通りに進まないことが多かったはずです。
それでも愚痴っていても泣いていても何も変わらないのですし、とにかくその時できることを笑いながら一生懸命やって、今という時代を生きていくしかないのではないでしょうか。
私は、ここ数年でこういった「今を生きる」気持ちがより強くなったような気がしますし、とにかく今やれることをやろうと頑張れるようになった気がします。
その結果、釣りなんていう趣味においても、より充実した時間を過ごせたと思います。
こういったことに気づかされただけでも、この混乱の時代を生きたことは無駄ではなかったのだなと、私は最近妙に納得しています。