釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

ヒバリが歌い始めたら釣りの支度を。

釣り場の近くで、車の中やテントで寝ていると、まだ暗いうちから「もう朝か」と気づくことができます。

それは、夜明けが近づくと鳥が盛んに鳴き出すからです。
おそらくヒバリか何かの仲間なのでしょうが、日の出時刻の一時間以上前から、ピーチクパーチク大騒ぎを始めます。

 

この声を合図に、「えいやっ」と起きて、ちょっとパンでもかじりぼんやりしてから、ウェーダーを履いてロッドを繋ぐと、うっすらと明るい時間になってきて、釣りを開始するにはちょうど良い時間になります。

ゆっくりと水辺まで歩いて行けば、日の出前のまさにゴールデンタイムです。
昨日食わなかった魚も、この一時ならうっかり食いついてきてしまうはず…。

そんな期待に満ち溢れた時間です。

 

鳥達がどうして、あんなに朝早くから鳴き出すのかは知りませんが、とにかく釣り人に都合が良いことだけは確かです。
アラームも何もセットしなくたって、ちょうど釣りの支度を始めるべき時間に起こしてくれるのですから。

お礼にエサでも大量に撒いてあげたいくらいですが、野鳥にそんなことをするのも、あまり良いことではないでしょうから、ただ心の中でお礼をして、釣り場に野鳥を傷つけそうなラインなどのゴミが落ちていたら拾うことにしましょうか。