川や湖に釣りに行くと、「24時間以内に誰か釣りをしたんだろうな」というような、真新しい足跡を地面に見つけることは、いくらでもあります。
結構苦労して長時間歩いてきたような場所にも、そんな足跡がついていることがあるのですから、本当に困ってしまいます。
そんな時は、改めて「穴場なんてものは、そうそうないのだ」と思い知らされて、ちょっとガッカリしてしまうものですが、それで全然魚が釣れないかというと、そうでもないことが多いです。
やはり、釣りというものは、水中に居る魚を全て釣り尽くせるほどの能力があるものではないのでしょうし、ちょっと前に誰かが釣りをしたからといって、100%魚が釣られてしまうわけではないのでしょう。
前に誰かが釣りをした時から、ちょっとでも時間が経過すれば、新たな魚がポイントに入ってくることもあるでしょうし、「誰かが釣りをした後だから、絶対に釣れない」なんてことはないのだと思います。
駐車スペースの真横とか橋の下だとかには、毎日絶えず誰かが釣りをしているようなポイントがありますが、ああいった場所でも結構な数の魚が釣れているのは、その証拠だと思います。
何日も誰も釣りをしていないような場所の方がよく釣れることは間違いないでしょうし、釣り場に真新しい足跡が残されていることは歓迎できることではないでしょう。
しかし、絶望するほど悪い状況ではないようですから、あまり気を落とさずにとりあえず釣りをしてみるのが一番なのかもしれませんね。
