釣りにゃんだろう

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魚のサイズは上げてみるまで分からない。

針掛りした魚が水中に見えて、あまり大きくなさそうだからさっさと上げてしまおうと、ちょっと強引に寄せてきたら意外と大きくてびっくりした。
結構引くから大きな魚かと思って慎重にファイトしたら、意外と小さくてがっかりした。
釣り人なら誰でも、このような体験をしたことがあるのではないでしょうか。

私は、こんなことがある度に、「魚の大きさというものは、上げてみるまで分からないものだなぁ」と思ってしまいます。

 

水中に居る魚が地上から見えたとしても、そのサイズを正確に見極めることは、なかなか難しいようです。

釣り場の広さ、魚との距離、魚が居る水深、水の透明度などにより、魚の見え方は実に様々であり、人間の感覚では正確にサイズを把握することは、不可能なのだと思います。

それから、魚の引きからサイズを正確に知ることも難しいようです。
ある程度は、魚のサイズと引きの強さは比例することも多いですが、おとなしい大物も、暴れん坊の小物も沢山いますから、引きの強さからサイズを予想しても、外れることはいくらでもあるのです。

 

このように、地上から見た時の魚の見た目や引きの強さからでは、魚のサイズを正確に知ることは難しく、フッキングした魚の大きさは、釣り上げてみないことには分からないものとなっているのだと思います。
意外と大きくて喜ぶこともあれば、思ったよりも小さくてがっかりすることもありますが、この「最後まで分からない」ということは、運だめしのようで、ちょっと面白くはないでしょうか。
こんな不確定要素も釣りをする時の楽しみの一つだと、私は思います。