釣りにゃんだろう

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魚を食べようとすると釣れない説。

私は、持って帰ったり調理するのがめんどくさいので、基本的には釣った魚は全て逃がしてしまうのですが、ごく稀にキープすることがあります。

管理釣り場のような場所や、おみやげに魚を貰えるサケの有効利用調査なんかに行く時に、知人が魚が欲しいということがあり、そういった時は人にあげるために魚をキープする必要があるのです。

 

こうなると、さあ大変です。
まず、釣れた魚を入れておくためのスカリのようなものを釣り具屋に買いに行き、それからクーラーバッグか発泡スチロールの箱と保冷剤をホームセンターに買いに行ったりと、普段の釣りの時の何倍も準備に手間がかかってしまいます。

こんな大変な思いをしてから、さあ魚を釣るぞとなるわけですが、これまた何故か釣れなくて大変なことになることが多いのです。

やはり、「食べるためにゲットしなくてはならない」と張り切って釣りをすると、そんな邪気が魚に伝わるんじゃないでしょうかね。
希望のサイズや数がなかなか揃わなかったり、ヒドイ時には全く釣れず刻々と時間だけが過ぎていき、焦りまくることになってしまいます。

 

こんなことがある度に、「やっぱり、食べるものに困っているわけでもないのなら、食べるために魚を釣ろうとするのはよくないな」と、私は改めて思ってしまいます。

変に焦って釣りをしても面白くありませんし、何より魚が釣れなくなってしまうのですから最悪でしょう。

やはり、釣りをする時には、食と釣りは完全に切り離して釣りをした方が、より良い1日を過ごせるのではないでしょうか。

釣った魚を食べる釣りをするにしても、とりあえずは食べることは忘れて、「今日はあれを釣ってこう食べよう」などとは考えない方が良いのではないかと、私は思います。