釣りにゃんだろう

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終活や遺品整理は、釣り具の宝の山!?

終活や遺品整理を行っているリサイクル業者のようなものが、今や至る所にあります。
それだけ片付けに困っている人が、日本中に溢れているということなのでしょうね。

そういったリサイクル業者は、お店やオークションサイトで商品を売っていることが多いですが、釣り具も多く出品されているのを見かけます。

 

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当然、商品名などから中古品の相場を調べて売っているのでしょうが、釣り具の価値というものは、やはり釣りをしない人には分からないことも多いらしく、思いがけず安い値段で売られていることもあります。

ですから、釣り具を中古でお得に入れたいなら、釣り具の中古店だけではなく、リサイクル業者にも注目すると良い思いができるかもしれません。

 

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持ち主が亡くなっていたり、これから亡くなりそうな人の物を使うのはちょっと…
と思う人もいるかもしれませんが、私はむしろ良いことだと思いますね。

死んだ人の分まで、その道具を大切にして魚を釣り続けていくことは、素敵な話ではないでしょうか。
何の重みも背負っていないような新品の釣り具で釣りをするより、ずっと趣があるはずです。

釣り具は大切に使えば、何十年も使える物も多いですし、価値が分からない人の手に渡って処分されたりしてしまうよりも、価値の分かる釣り人が使い続けた方が、故人だって天国で喜んでいるのではないでしょうか。

 

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ただ一つだけ、リサイクル業者が扱う釣り具を入手する時に気をつけないといけないことがあります。
それは、釣り具の知識が乏しいために、釣り具の正しい扱い方を知らない可能性があることです。

ロッドなどを雑に扱ったり、簡易的過ぎる梱包で発送したりする可能性が、釣り具を専門に扱う業者よりも高くなります。

現品をチェックできれば良いのですが、配送してもらうとなると、もう一種の賭けです。

 

実際に、私は何度か「おいおいマジかよ」という状態で、ロッドやリールが送られてきたという体験をしたことがあります。

それでも、幸い今のところは破損していたようなことはないのですが、安く手に入るだけ、こういうリスクがあることは受け入れるしかないと思っています。