私は、釣りに行こうとしている時期の前後に、カレンダーで連休があるのを見つけると、「あらら」と頭を抱えたくなってきてしまいます。
それは、連休というものは、釣りにおいては最悪でしかないからです。
連休というものは、どう考えても休みの人が増え、釣りに行く人が増えます。
場合によっては、連休の前後に有休をとる人もいるので、連休の前後も釣りに行く人は増えます。
「自分以外には誰も来ない」という釣り場は、今の日本ではなかなかないでしょうから、こうなれば当然釣り場が混んだり、魚がスレてしまったりします。
これでは、連休に釣りに行ってもあまり良い釣りができることは望めないでしょうし、その後も数日間は魚の反応は悪くなるはずでしょう。
ですから、カレンダーの連休の期間に釣りに行っても何も良いことはないのです。
普通の土日に釣りに行くのよりも、ずっと条件は悪くなるはずですから、土日休みの仕事をしている人でも、連休は釣りに行かない方が賢明なのではないでしょうか。
せっかくの休日に、人だらけの釣り場に行き、おまけに魚はろくに釣れない可能性が高いなんて、あまりに効率が悪すぎます。
釣りではなく、もっと人手の多さが影響しないような活動に時間を使った方が有意義なのではないでしょうか。
こう考えてみると、釣りはカレンダー通りの日程の仕事をしている人には、かなり向いていないものなのかもしれません。