釣りにゃんだろう

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小型船舶免許の更新の煩わしさ。

釣り人の皆さんの中には、小型船舶免許を持っている人が沢山いるのではないでしょうか。

自動車の免許の更新は、特に違反さえしていなければ、警察署に行き、写真を撮りちょっとビデオを見るだけで終わるものです。

ところが、この小型船舶免許の更新はそう簡単にはいかないものなのです。

 

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釣りなどのレジャーで船に乗っている人は、まず更新講習を行っている場所を探し、予約をしてお金を払います。
そこで身体検査と更新講習を受け、申請書などの必要書類をもらいます。

今度は、その書類と更新に必要な代金の印紙を運輸局に持っていくか郵送で送り、ようやく新しい免許証が発行されます。

このように、小型船舶免許の更新は、自動車免許の更新とは違って、明らかに手続きが面倒で時間がかかるものになっています。

手続きを海事士に代行してもらうこともできますが、それはそれでまたお金をとられます。

 

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この更新の仕組みは、どう考えても様々な団体にちょこちょことお金を払うようにできているとしか思えません。そういった団体は、天下り団体のような気がしますし、癒着の匂いがプンプンします。

まあ、いくら文句を言っても免許を更新するには大人しくこの手続きを経るしかないわけで、免許をお持ちの釣り人の皆さんも、この天下り集金更新に参加されていることかと思われます。

 

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私も先日面倒ながらも更新講習を受けてきたのですが、これが意外と面白かったですね。
「ライフジャケットを着ていたから助かった体験談」みたいな再現ドラマのビデオを見させられるのですが、この演技がめちゃくちゃ臭い芝居で、笑ってしまいそうになるのです。
かなり気合いが入った熱演にも関わらず、田舎のテレビ局で深夜に流れているよく分からないドラマみたいな安い芝居で、どうしてもウケてしまいました。

 

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それから、ライフジャケットのタイプ別の利点や欠点の紹介というものもあり、正直私は知らないことばかりだったので、これはなかなか勉強になりました。

そんなわけで、完全に無駄な時間ではなく、そこそこ楽しめたわけですが、それにしたってもうちょっと更新の手続きを簡略化できないものなのかと、ちょっとは文句を言いたくなってきてしまいます。