先日テレビのチャンネルを回していたら、スウェーデンの王室の話をやっていて、「あっ、この人見たことある」と思い、しばらくその番組を見てしまいました。
日本の皇族さえ満足に知らない私が、なぜスウェーデンの王室の人の顔を覚えていたかというと、古いアブのカタログなどの写真の情報を取り扱ったサイトで、よく見たことがあったからです。
若い人の中には意外と知らない人もいるのかもしれませんが、現在のアブガルシアでも使用されているアブのマークは、スウェーデン王室の紋章です。
元々、スウェーデン王室御用達ということで、アブの釣り具に付けられたものなのです。
ですから、実際に王室の人々がアブの釣り具で釣りをしている写真が残っているわけです。
「これは日本で言ったら菊の紋が入っているようなものだ」という意見を見かけたことがありますが、確かにそういった感じなのですね。
まあ、実際に菊の紋の入っている釣り具があったら、日本では一部の人しか買わないでしょうし、私も買う気にはなりませんね。
思想的な問題もあるかもしれませんが、そもそもどう考えてもダサく見えてしまうからです。
それが、スウェーデン王室の紋章なら、なんだかカッコ良い気がして、気に入って使っているわけですから、やはり私もいかにも日本人的な西欧かぶれなところがあるのかもしれないと、ふとスウェーデン王室の人をテレビで見かけただけで思ってしまいました。