釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

30年前に釣れていたポイントで今も魚は釣れるか。

釣りのポイント紹介の本のようなものが、あまり売られなくなってから久しいです。

今でも大雑把に川などを紹介した本などはあるようですが、昔のように「ここに車を停めて、ここを降りて、こっちに投げる」というようにピンポイントで紹介している本は、ほぼないのではないでしょうか。

極度に情報が伝達しやすい今の時代にそういった本を出してしまうと、多くの人が押し掛けて一瞬で場荒れしてしまい、地元の釣り人達から出版社への苦情が絶えなくなる可能性があるため、もう出せなくなったのかもしれません。

 

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こうなってくると、昔よりも良いポイントを選ぶのがやや難しくなってきたと言えるかもしれませんが、何度かこちらで言ってきたように、現在でも古いポイント紹介の本は結構通用してしまうものです。

もちろん、昔と比べると変わり果ててしまった釣り場もありますが、意外と30年40年前の本に載っているようなポイントでも、未だによく釣れることがあります。

それから、今時の釣り人は情報源がネットに偏りがちですから、意外と古い本に載っているような情報は知らなかったりします。

最近の釣り人が自慢気に穴場だと語っているような場所も、実は古い本には全部事細かに載っていたりすることがあるくらいで、古本のパワーは侮れません。

 

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正直、私は他人に話を聞くよりも、古い本の方がずっと役立つような気がしてなりません。
古い本の情報をある程度参考にして、そこから自分の足でポイントを探していく方が、不確かな他人からの情報だけで動くよりも、ずっと効率良く魚が見つけられると思います。