釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

意外と価値がある釣りの古い雑誌。

本や雑誌などの紙媒体は、そのうち消滅するのではないのかと思われるくらい、急速に勢いを失っています。

これは、電子書籍の発達や人々の情報収集の手段がネットがメインになったことが原因でしょうか。
そして、何より、本や雑誌などの、ある程度まとまった長さの文章を読んで、理解するだけの知能を持った人が減ったことも、大きな原因かと思われます。

釣りの雑誌や本なども、年々減っていますから、そのうちなくなるのではないでしょうか。

 

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こうなってくると、古い釣りの雑誌などは、逆に希少性が高まり、高値で取引きされてきたりしているようで、なかなか面白いところです。

昭和時代の釣り雑誌の一部は、2,000円や3000円払ってでも欲しがる人がいるようで、オークションなどでも結構な値段がついています。

おそらく、そういった人達は、オールドタックルなどの写真や広告が見たい人か、懐かしい記事を読みたい人なのかと思われます。

私も、自分が使っているようなオールドタックルの現役時代のような写真や記事を見るのは好きですから、あまり高くなければ古い雑誌は欲しいと思ってしまいます。

 

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それから、古い雑誌の利用価値は、ただ懐かしむことだけにあるようでもないようです。

今どきの釣り雑誌には、あまり詳しくポイントが書かれていません。
これは、書くと怒る人がいたり、場が簡単に荒れるからでしょう。
しかし、古い雑誌にはかなり詳細に釣れたポイントが書いてあることが多く、貴重な情報源となる可能性があります。

もちろん、かなり昔の情報ですから、現在では役に立たないことも多いのですが、意外と有効だったりすることがあるのも事実なのです。

こういった情報は、いくらネットで検索しても、どこにも載っていなかったりしますから、地道に古い紙媒体で調べた人の一人勝ちなんてことになりうるのです。

 

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このように、古い釣り雑誌は、意外と値がついたり役に立つものだったりしますから、もしも家の奥などに眠っていた場合には、売っても良いですし、読んでみても良いかもしれません。
それから、古本屋などで100円程度で売られていたら、ちょっと内容をチェックしてみると、意外と美味しい思いができるかもしれませんね。