釣りにゃんだろう

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真円じゃないロッド。

ちゃんとしたロッドは、継ぎ目からブランクの断面を見ると、真円のセンターに穴が開いているように綺麗な形をしているものです。

ところが、ちょっといい加減な作りのロッドでは、穴がセンターからズレているように見えるものがあります。

実際には、ロッドは棒に穴を開けて作るわけではないので、おそらくカーボンの巻き方に偏りがある状態なのだと思います。

 

 

ちょっと大丈夫なのかな?と思ってしまうような状態ですが、今のところこのようなロッドで不都合が生じたことがないので、ロッドというものは、そこまで綺麗な形にこだわらなくても、意外と大丈夫なのかもしれません。

ただ、それなりの値段がするものなら、やはりちゃんとした形に作っておいて欲しい気はしますよね。

ルアーロッドでは、かなりの安物でない限り、このようないびつな形のロッドはありませんが、海外メーカーのフライロッドだと定価が2万円~5万円するような物でも、このような状態の物があったりします。

 

 

このように、フライロッドは「値段の割には作りが雑じゃないか」、ということが多い気がします。

まあ、それで困ることはないのですが、いい加減な作りなのに高いとは、なんだか納得がいかない話ではないですか。

フライフィッシング用品というものは、妙に高くてぼったくりの気配がするものが多いわけですが、ロッドからも存分にその気配が窺える気がします。