釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

SNSやブログで他人の釣果なんて見るものじゃない。

昨今よく言われていることですが、InstagramみたいなSNSを熱心にやっている人は、幸福度が低いそうです。
SNSをやっていると、見映えの良い他人と自分の平凡な人生の差を、まざまざと見せつけられることになり、なんだか惨めな気分になるからでしょう。

 

 

これは、釣りをしていたって同じことが言えると思います。
SNSに上がっているような釣果は、基本的には承認欲求全開の自慢大会みたいなものばかりなのですから、どうしたって良いものばかりが目につきます。

そういうものを目にすれば、どうしたって自分の釣果と比べてしまうものだと思います。

いくら「自分は自分、他人は他人」と思おうとしたって、視覚からはっきりと自分との差を見せつけられたら、気にせずにいられる人間は滅多にいないのではないでしょうか。

 

 

ちょっと見て回れば、自分より凄い釣果を上げている人が沢山居るとなれば、自ずと自分の釣果に対する自己評価は低くなってくるはずです。

他人の釣果を見なければ素直に喜べていたはずの釣果も、他人の釣果を見てしまったがために、「やっぱり自分の魚はしょぼいな…」と残念な気持ちに変わってしまうのです。

同じ魚を釣ったのに、ウキウキと喜べるのと、残念な気持ちになるのとでは、明らかに残念な気持ちになる方が損でしょう。

 

 

そもそも、釣りというものは個人的な趣味ですし、釣った本人が嬉しければ良いものであり、他人と比べるようなものではないでしょう。
SNSなどを見てしまえば、どうしたって他人と比べることになってしまい、こういった釣りの本質からは、どんどん離れていってしまうと思います。

他人と比べれば、釣りはどんどんつまらなくなり、惨めな気持ちになっていくだけです。
釣りを純粋に楽しむためには、SNSで他人の釣果を見たり、自慢大会に参加しないことでしょう。