釣りにゃんだろう

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ランクル地獄へようこそ。

以前、モンゴルでトヨタのランドクルーザーに乗って車移動していた時に、土の道から石や岩がゴロゴロしている土地に入った瞬間に、同乗していた人が、「oh,welcome to the hell」と言いました。

「地獄へようこそ」とは、面白いことを言うものですが、そこからはまさに地獄なのです。

 

 

車が岩がゴロゴロした土地を走り始めると、ガンガンととんでもなく車が跳ねまくりますし、もう会話は不能なほど衝撃音が響き続きます。

どこかに掴まっていないと、頭を天井にバコバコぶつけてしまいますし、全身に力を入れて、お尻が打ち付けられ続ける痛みに耐えるしかありません。

しかも、そんな土地ではスピードも出せないので、なかなか先に進みません。
この状態が何時間か続くなんてことになるのです。

 

toyota.jp

 

これだけ激しいドライブとなると、車がぶっ壊れるのではないかと心配になるのですが、ランドクルーザーというものは大丈夫なようです。

時々、ちょっとした故障はあるようですが、15分くらいで直せるレベルのものですし、完全に走行不能になるなんてことはありません。

やはり、ランドクルーザーは、とんでもなく丈夫にできていますし、この車でなくては、このような土地は走り続けられないのでしょうか。

 

 

逆に考えてみれば、ランドクルーザーのような性能は、日本の街とか林道を走る程度の用途では、全く必要ないものでしょう。

たまに街や国道でピカピカのでっかいランクルに乗っている人がいますが、本来の用途とは全くもって違う乗り方をしていますし、その性能を生かすことができず、宝の持ち腐れでしかないのではないでしょうか。

「バカな金持ち」感で溢れている姿ですし、ちょっと恥ずかしくはないでしょうか。
せっかくランクルを持っているのだったら、必死で車にしがみつくような地獄を走りましょう。
それが本来の用途なのですから。