トラウト系の釣りは主に川や湖で行われますが、一日中釣りをするためには、ちょっとした体力が必要とされます。
あまり移動せずに一ヶ所に立ちっぱなしの管理釣り場のような場所での釣りと比べれば、圧倒的に運動量は多いので、日頃運動不足の人には良い運動となるはずです。
そんなわけで、川で釣るにしても、湖で釣るにしてもそれなりに疲れるわけですが、その疲労度は川と湖とではまた違ってきます。
湖の釣りと川釣りとでは、川釣りの方が疲れることが多いです。
渓流のような石や岩がゴロゴロしている川を、一日中歩くのは、なかなかしんどいものです。
それから、本流のような大きな川に一日中浸かっているのも、強い流れの中で踏ん張る必要があり、体力を奪われまくります。
これに対して湖の釣りでは、まずいくら水中に入っても川のように水流がないですから楽に歩けます。
それから、移動を繰り返すにしても、川ほど水中を歩き続けるわけではありませんから、あまり疲れません。
仮に一日で10キロくらい湖岸を歩いて釣りをしたとしても、流れの強い川の中に一日居たよりは疲れないのではないでしょうか。
このように、川と湖の釣りとでは、湖の釣りの方が体力を必要としません。
体力に自信がない人は、湖の釣りを選んだ方が良いのかもしれませんね。
それにしても、最低限の体力は必要とされますし、一日元気にキャストし続けられない人にはあまり魚は釣れません。
魚を釣りたいのだったら、日頃から運動を欠かさず、ちょっと動いただけで「腰が痛い」とか「膝が痛い」とか言うような状態にならないようにしておくのは必須でしょう。