秋丸美帆さんという女性アングラーは、昔から釣り場でおやつを食べることが有名で、釣り番組でおやつタイムがワンコーナーのようになっていたりもしました。
私は、このおやつタイムの様子を見かけると、「若いのに余裕があってスゴいなぁ」と関心していたものです。
私も、お菓子や甘いものが大好きですし、無限に食べられるタイプなのですが、なかなか釣りの最中には、食べる機会はありません。
釣りを一旦始めてしまうと、一日中何も食べず、水分もあまりとらず、ヘトヘトになるまで歩き続けてしまうことがほとんどです。
それだけ、まだまだ私の釣りには余裕がなく、お子様の釣りなのだと思います。
いつも、車に戻ってきてから、空腹と喉の乾きから「ウー」と軽くうめき声をあげながら、むさぼるようにお菓子を食べるくらいで、本当にみっともなくて仕方がないと思います。
釣れていても、釣れていなくても、毎回ちょっと腰を下ろして、お菓子とお茶を摂るような釣りに昔から憧れてはいるものの、いかんせんそのような余裕が持てるほどの精神年齢にまだ達していないらしく、バタバタとせわしなく釣りをしてしまっています。
皆さんは、釣りの最中におやつを食べる余裕がありますか。
そのような余裕がある方は、かなり大人な釣り人だと私は思います。
それくらい、釣りというものには、人を急かすような力がある気がしてなりません。