私は、ジャンク品のフライリールを安く買って、軽く調整して使ったりしていますが、そんな物の中には結構酷い状態の物もあったりします。
ちょっと傷が多いとか、ネジが足りないとか、その程度の状態とのことで買ってみたものの、とんでもなく深い傷が入っていたり、軸が曲がっていたり、スプールがひん曲がっていたり、時には割れていたりと、普通に使っていたのでは、あり得ないような壊れ方をしているのです。
フライリールという物は、基本的にシンプルな構造をしていますし、とても丈夫な物です。
雑に扱ったり落としたりしても、傷はつくでしょうが、そうそう壊れるものではないでしょう。
それなのに、スプールなどの金属がひん曲がっているとは、一体どういうことなのでしょうか？
落として足で踏んだとしても、大きく曲がることはないでしょうし、転んだくらいではびくともしないはずです。
車で轢いたとか、最低でも原付ででも轢かないと、派手に歪むことはないのではないでしょうか。
こんな状態のリールが、沢山出回っているということは、釣り人はしょっちゅうリールを轢いているということなのでしょうか。
それとも、もっと他にリールをひん曲げる方法があるのでしょうか。
とにかく、世の中には意外と沢山、信じられないほど乱暴にリールを扱う人がいることは確かなようです。
リールをこれだけ壊せるということは、ロッドなんかは余裕で折れまくれるでしょうし、どこかに釣り具を壊しまくっている人がいるのかもしれませんね。
力の加減ができないとか、注意力がないとか、かなり行動に問題がある人物としか思えませんし、そんな人に魚が釣れるとは、とても思えません。
魚はろくに釣らずに、釣り具を壊しまくって新しい物を買ってくれるとは、釣り具メーカーからすれば神様のような人ですが、釣り人としては、どう考えても失格としか言い様がないと思います。
