釣りにゃんだろう

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釣具のレリック加工はないのか。

ギターにはレリック加工といって、新品でも長年使い込んだように塗装が剥がされたり、傷が入れられた物があります。

こういった物が売られているということは、ピカピカの新品よりも使い込んまれたボロボロの物の方がカッコいいと思う人が、かなりの数いるということなのでしょう。

 

私もピカピカに磨きあげられた新品の楽器というものは、なんだか演奏する気が起きませんし、レリック加工されている方が雰囲気が良く気分が乗ってきますから、人為的でも傷つけられているものが好きです。

これは、釣り具でも同じ気がします。
ピカピカの新品の釣り具というものは、どうもあまりよく魚が釣れる気がしませんし、使っていても気持ちが乗ってきません。

それよりも、長年使い込まれて、よく指が触れる箇所が削れているようなロッドやリールの方が、ずっと使う気が起きます。

 

もちろん、乱暴に扱われてボロボロになった釣り具は、ただの釣りが下手な人の証拠品のようなものなので嫌ですが、本当に長年使い込まれて渋い見た目になった釣り具は、新品よりもずっと美しいと思います。

ですから、もし釣り具にもギターのレリック加工のように、絶妙に経年加工されたような新品が売られていたら、私は結構買ってしまうかもしれませんね。

 

リールには、昔からあまり形の変わらないものや、復刻版のようなものがありますが、あれにさらに上手に使い込まれたように傷がつけられた物があれば、私は欲しくなってしまうと思います。

まあ、こんなことを考えている釣り人は、私以外にはいないのでしょうから、そういった物が売られることはないでしょうけれど…